15日、夕方から一人でBBQをした。



お供は、梨木香歩著の『僕は、そして僕たちはどう生きるのか


傷つき傷つけられ、人から離れられずにはいられなかった人をめぐる物語…


途中から雨が降ってきたので、橋の下に移動した。


16日、奈良県桜井市にある【談山神社たんざんじんじゃ】に行ってきた。



以前から前を通る度に朱色の橋と鳥居が気になっていた。


この神社は、神仏融合が色濃く残り、東大門や十三重塔があり、拝観料が必要。



大化の改新の中大兄皇子と中臣鎌足が談合を行った山として、談山と呼ばれるようになり、祀っているのは、



藤原鎌足



境内にちょっと気になる登山道があったが、妻と一緒なので止めておいた。



参道の茶屋で暖かい栃餅と草餅を頂いた。



冷っこい栃餅と草餅も頂いた(笑)

どっちが美味しかったでしょうか?



談山神社の後、その向かいにある山、音羽山にある観音寺に向かった。




そうそう、ここはNHK『やまと尼寺精進日記』で有名なお寺



この日は誰にも会わず、ゆっくり参拝した。


会いたかった、密榮さん


ちょっと前に、松永K三蔵著の『バリ山行』を読んだ。



六甲山系を舞台にした小説。


再就職した職場に馴染むために、登山サークルに入った主人公が、同僚が一人で行っている登山(バリ山行…登山道を外れた登山)に魅せられていく物語…



今年の芥川賞候補にもなっている。


僕もソロトレイルするので、バリ山行をする人の気持ちが、よく分かる。


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集団を離れて一人で考える時間が必要だった…



集団の中にいると、つい皆と同じ行動を取ったり、同じような考えになり、あそこで一人っきりになって初めて純粋に僕はどう考えるのか、これからどう生きるのかって考えられるようになった。そしたら、次にじゃあ、僕たちは、って考えられたんだ。



そう、人が生きるためには、群れは必要だ。強制や糾弾のない、許し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも許してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんな「いい加減」な群れ…


梨木香歩著『僕は、そして僕たちはどう生きるのか』より


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『父の日』は、たこパ


長男が高級ビールとケーキをプレゼントしてくれた。



最後まで読んで頂いきありがとうございます。

感謝しています。