明けましておめでとうございます。

昨年を振り返りますと、「一週間に一度は絶対投稿する」という目標を立てておりましたが…はい。

入院もしましたし、それ以降も体調が戻らずなかなか再開できませんでした。

今年は『できるだけ投稿する』を目標に体調が許す限り緩く投稿していきますので、よろしくお願いたします。

それでは、全く新年に関係ないいつも通りの小説です。

短いですが、是非お読みいただければと思います。

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渡邉said

そろそろ夕飯の時間だ。

渡邉「ご飯食べた?」

平手「まだー」

渡邉「食べてく?」

平手「うんー」

なぜか私のベッドの上で布団にくるまりぬくぬくしている小動物。

急に訪ねてきた。

何か聞きたいことでもあるのかと思ったが、どうやら違うらしい。

洗濯物を畳み終わって時計を見ると夕飯時で、話はご飯を食べながら聞くことにした。

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一時間前。

コンコンッ

渡邉『はーい』

ガチャッ

渡邉『お、どうしたの?』

平手『いるかなーって』

渡邉『とりあえず入って』

平手『お邪魔しまーす』

部屋に入ると同時に、まさかのベッドに直行。

渡邉『何か用だった?』

平手『…いや、特には』

渡邉『ふーん…』

これは、何かあるな。

とはいえ無理に聞き出すのもよくない。

しばらくはそっとしておくことにした。

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渡邉「できたよー」

平手「わーい、いただきまーす」

渡邉「はーい」

朝食の残りだけどね。

口の中にご飯を詰め込んでいるのがなんとも愛らしくて、思わず笑みがこぼれる。

やっぱり小動物みたい。

渡邉「…何かあった?」

平手「…いや、別に」 

渡邉「…」

平手「…ただ」

渡邉「ただ?」

平手「…人肌が恋しくて」

渡邉「寂しかったってこと?」

平手「…うん」

渡邉「そっかぁ」

目を合わせようとしない。

やっぱり、何かあったのかな。

聞いてみようかな。

…いや、あまり深追いするのはよくない。

渡邉「おかわり、する?」

平手「するー!」

聞き出すにしても、今すぐにする必要はないかな。

渡邉「明日は仕事一緒?」

平手「一緒、昼からのやつ」

渡邉「じゃあ、泊まる?」

平手「いいの?やった!」


今日のところは、と言ってももう数時間しかないけど、とことん甘やかそうかな。










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いつも読んでくださってありがとうございます!
    去年募集いたしましたリクエスト、そして『欅軍』も引き続き投稿していきます。
それでは、次回も是非読んでください!
これからもよろしくお願いします!