本日二回目の投稿になります。
一回目の記事は昨日の記事の訂正を記載しているので是非お読みください。



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秋加said

スマホでバスケの動画を見る。

秋加「やっぱり格好いいなぁ…」

高校に進学したらバスケットボール部に入ろうかと思っている。

きっかけはお姉ちゃんの友達の澪紀さん。

一度だけ、お姉ちゃんに誘われてバスケの試合を見に行ったときがある。

試合前にお姉ちゃんと話しているときはクールなのに試合では必死でボールを追いかける姿が格好良くて、この人みたいになりたいって思った。

深保「ただいまー」

あ、お母さん帰ってきた。

秋加「おかえりなさーい」

深保「遅くなってごめんね、すぐにご飯の準備するから」

秋加「うん、あ、お姉ちゃんご飯要らないって」

深保「…そう、真春は部屋?」

秋加「ううん、お風呂」

深保「分かった」



真春said

ザー…

真春「…」

胃が、気持ち悪い。

痛くはない。

吐き気を胃に集中させたような…

…ちょっと違うか。

痛みも止まらないし、さすがに二食続けてなにも食べないのはマズかったかな…

シャワーを浴びながら考える。

胃薬飲んだ方がいいのかな?

でも薬飲む前に何か食べた方が…

真春「…ゼリー」

確か、冷蔵庫に何個か入っていたはず。

食欲はないけど、何も食べないよりは良いかもしれない。

テストの勉強もしなくちゃならないし、ゼリーを食べて胃薬を飲もう。

お母さんが帰ってこないうちに_



トントントントン…

ジュー…

台所から料理している音が聞こえる。

真春「まじか…」

お母さん、帰ってきてるじゃん…

冷蔵庫はもちろん台所…

このまま部屋に戻る?

いや、何も食べないともっとお腹痛くなっちゃうかもしれないし…

でも話しかけてくるよね…




さっさと持ってくればいっか。

そう決意して、足早に冷蔵庫に向かう。

真春「おかえりなさい…」

深保「ただいま、あ、真春_」

真春「晩ご飯は要らないから」

無視するのはなんか気が引けた。

だからおかえりだけ言って退散しようとしたけど、案の定話を続けようとしてきた。

強めに遮れば諦めてくれるかと思ったけど_

深保「秋加から聞いたわ、それはそうとお弁当食べてなかったじゃない」


ヤバい…

お弁当の存在忘れてた…

口調からして、私がお風呂にいるときに勝手に鞄から持ってきた?

深保「お昼どうしたの?」

真春「っ食べる時間無かったんだよ、委員会あったし」

深保「そう、それならいいけど、テストは"大丈夫よね"?」

真春「…っ…うん」

深保「それならいいの、"頑張ってね"」



真春「あー…好き、ベット」

ため息をつきながらベットにダイブする。

布団は相変わらずフカフカだ。

今は十時過ぎ。

勉強を始めて三時間くらい経った。

少し早いけど寝ることにしようかな。

その前に体温計を…

真春「ふぅー…」

ゼリーを食べたら胃の気持ち悪さは少なくなった。

完全に無くなったわけじゃないけど、昼よりは断然ましだ。

ピピピピピ…

真春「…」

表示は、37.5℃。

真春「…寝よ」



ピコンッ

真春「…ん?」

もう少しで眠りに入ろうかというとき、スマホの着信音で少し目が覚めた。

そのまま寝てもよかったけど、通知を見ることにした。


京果〔夜遅くにごめんね〕

        〔借りてた小説明日返してもいいかな?〕

真春〔いいよ!〕

        〔わざわざありがとう!〕


相手は同じクラスの京果だった。

入学してすぐに、同じ小説が好きだという事で意気投合した。

おもわず、頬が緩む。

そうだ、読みたい本がいっぱい溜まっている。

テストが終わったら読もう。

腹部の痛みに気をとられて、小説が好きだということを忘れていた。

明日のことを頭に思い浮かべながら、眠りについた。











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いつも読んでくださってありがとうございます!
文章がなかなかまとまらず、読みにくくなってしまってると思います。
申し訳ないです。
このときの真春はまだ元気な方です。
沈むときにはとことん沈みます。
そんなに!?と思うぐらいに。
自分でも思っていたくらいなので、相当だと思います。
これから先、そのような場面もあると思うので、アメンバー記事にするかどうか検討中です。
(これの一つ前の投稿で昨日の記事の訂正についてお知らせしています。読んでいただければと思います。)
それでは、次回も是非読んでください!
これからもよろしくお願いします!