’24/05/28
9:57 ブカレスト発、12:34 ブラショフ着のインターシティに乗る。列車の時刻を調べずにブカレスト北駅まで来たが 9:57発の次は2時間以上も間隔が空いていて、よくこれに間に合ったものだと安堵した。
列車のチケットは自販機で買ったが、昨日練習した通りに行き先や時刻を選んで、最後にカードで支払おうとしたら切符が出てこない。そこへ首からIDカードを下げた駅員もどきが登場して、こうするんだと説明してくれ,無事切符を手にすることができた。すると教えてあげた礼として 売店でタバコを買ってくれという。なんじゃそれは! そんなのはキッパリ断って列車に乗り込む。
2等車ながら座席は十分な広さがあってゆっくりできる。平地が続くが、そこは荒地か小麦畑か野菜畑の3択。畑はとても広く 電車の窓から見ていても区切りが出てこない、ひたすら続く。
9月に新潟方面を旅行して東北の田んぼの広さを見せてあげると嫁さんに言っていたが、それは取り消したい気分だ。広大さのレベルが違いすぎる。
車内で向かい席の女性が こんなのを読んでいると本を見せてくれたが、それはルーマニア語で書かれた川端康成の小説だった。
1時間以上も平原を走って列車は山の中へ入っていった。山岳地帯は90度近くもある崖の間を走行しスリルを味わえる。そんな峡谷を走っているとペルー旅行を思い出す。
ヘラストラウ公園のフラワーショー (日本に比べたら地味です)