早出の日の風景 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

週に1回は早出(ハヤデ)の日がある。早出と言っても 朝8時までに出勤し、ビル玄関を解錠するだけだが、それをしないと4つのテナント入居者が入館できなくなるので責任は大きい。

8時前に出勤しようとすると 朝は6時半に起床しなくてはならないが、これが辛い。夜はいつまでも起きていられる質だが、朝は苦手でなかなか起きられない。そのため 早出の時は寝過ごさないよう前夜に2つの時計を合わせ、嫁さんにも wake up callを頼んでおく。

 

そして寝床に就くが、きちんと起きなければ の緊張からなかなか寝付かれず、まんじりとした夜を過ごす。結局 2-3時間だけの浅い眠りで朝を迎える。そんな時は我ながら責任感が強いというか 小心だと思ってしまう。早起きを習慣化すればいいのだが、週1の出番だとなかなか早起きのリズムを作れない。

 

早出の日はマンション1階にある保育所に、朝も7時台から小さな子が親に連れられて来るのを目にする。子どもも大変だ。また都心に向かう通勤電車は既にいっぱいで、世間の労働者は こんな時間からシゴかれているのかと同情する。かつては私自身が歩んできた道とはいえ、改めてその光景を目にすると感心しきりである。

ヒマ人間がこんなのに接すると 身の引締まる思いがするし社会参加の意識もちょっぴり高まる。

職場横の小さな公園でバラがキレイに咲いている (5月9日撮影)