見守りサービス | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

もう10年も前の話だが 仕事で訪ねた保育所では部屋にカメラをつけ、保護者がいつでも わが子の様子を手元のスマホで見れるようにしていた。そうしてくれると親も安心である。

歳をとると子ども返りするといわれるが、今は高齢者もそんな見守りの対象になっている。いま住んでいる住宅は高齢の単身者が多いせいか、よく『見守りサービス』のチラシが投函されている。高齢者の健康を確認し、何かコトがあれば駆けつけます,そして近親者にも連絡します,というもの。

 

かつての上司の話だが、遠方に一人で住んでいた父親が亡くなったのに 数日間気づかなかったという事故があり,ショックを受けていたが、別居の親が高齢なら あり得る事態である。

多くの息子や娘が抱えるそんな不安に着目した(付け込んだ)サービスが見守りサービスである。

方法としては カメラやセンサーで異常を感知したり、実際に電話や訪問して確認したりするようだ。現代は孤独な生活をしている人が多く、また都会は無関心社会であるから、こんな商売が成り立つのだろう。

 

しかし考えるに、見守りの対象である高齢者が毎日定例的に誰かと会っていたら済む話ではある。独居である私の場合は日に一度は嫁さんと電話で話すから何かことがあっても 2日以上放置されることはないハズだ。また週2-3回の出勤も 異常感知の一助になるだろう。 これらに加えて近所付き合いがあったら言うことないのだが …