先日友達が子宮体ガンの手術の為に入院した。転移とかはなく子宮、卵巣、卵管だけを摘出するだけで良かった。しかも腹腔鏡手術!
今の医学って本当に進歩している事に驚いた。
しかし、最初の不正出血から手術まで約4ヶ月。
街の産婦人科から始まり総合病院での内科の検査、今の大学病院に移されて入院、手術。
1つ1つの検査結果待ちも長ければ、今度は入院の空き待ちまでもが長い。
友達は日に日に身体が弱っていく。しかもメンタルまでがもうぎりぎりの状態での入院だった。
ましてやこれまで大きな病気もけがもなく身体にメスを入れた事もないわけだから、まわりは神経を使い励まし、正直本当に疲れてしまった。
幸い手術も無事に済みまもなく退院できる様だ。
お見舞いに行くと何と晴れやかな笑顔だろうと心から安心した。

わたしが卵巣やら子宮外妊娠で手術をした20代には考えられない程医学は進歩している。
開腹手術しか方法のない時代に比べると驚き以外の何物でもない。

それならば、
何故わたし達のような病の治療法はさほど進歩しないのだろう。
ガンに対しては先進医療がどんどん研究がなされている。
わたしの病は死に関係しないからなのだろう。
しかし、痛みはガンの末期レベルを上回るとさえ言われている。

とにかく原因がわからない。
検査の数値に異常はみられない。
脳の勘違いだから仕方ないとでもいう事なのだろうか?

厚生労働省では4、5年前にやっと研究チームのようなものができたようだ。

どこの誰でもいい。
完治する確固たる治療法、治療薬を見つけ出して欲しい!
対処療法と気力だけで暮らしている病こそ早期に進歩する事を望まずにはいられない。