この病を発症して丸3年が経とうとしている。というよりも病名がついてからと言った方が正しいのかもしれない。
何かの本で読んだ事を実践しようと心がけるようになった。
「変わりありません」を
「痛くない日もあるようになりました」
先日の診察での主治医への返事など、ようするに自己暗示みたいなものだ。
薬のコントロールもできるようになった。
本来なら主治医の指示どおりに服用すべきなのだろうが痛みの強さや痛みの箇所によって量を変えてみる。ため息が出るほどの薬の量の中で自分なりに身に付いていったのだろう。
ようするに線維筋痛症のベテランになったという事だ。

発症した年のちょうど今頃の季節にちょこんと芽を出したばかりのヒヤシンスの鉢を買った。
咲いてしまえばあっという間に花の時期は終わりを迎えるのだが毎日の成長を眺めるのがとても楽しみだった。

球根は掘り起こし休眠させる。
そして今年もまた新しい土に植え替え少しずつ水をあげる。

毎日覗きこむ。
昨日3つとも待望の芽がそろった。
きっと花はやせてぱらぱらだろう。

がんばれ3年目のヒヤシンス!
がんばれ3年目のわたし。