歩けない。とにかく歩くのがきつい。
50m歩いては苦しくて休み、また30m歩いては休み。激しい痛みではなく苦しくなると言った方が正しいのかもしれない。
立っているのは平気なのに歩くと太ももの外側から苦しくなり次にふくらはぎまで固くなった所で立ち止まる。
主治医からの紹介で都内でも大きな大学病院で色々な検査をしたが骨盤あたりの血管が少し狭くつまっているらしいがその程度で歩けないほど苦しくなる事はないという事だ。
結局わからないまま歩くのがきつい。階段は登るのはまぁ普通だが降りるのは一段一段両足をついて、まるで小さな子供のようにして降りる。
先日、日本の名医で弟の脛椎と腰椎のヘルニアの手術をして下さった県立病院の先生がテレビに出ておられ、痛みには必ず何かしらの原因がありそれを見逃さない事で多くの患者を救ってきたという。
診てもらいたい。
私達の様な病でも治せるのだろうか?
この中枢神経の勘違いだとか、セロトニン不足だとか言われているこの病による痛みをどう診断するのだろう。

前に書いた鼻をかめ!の内科医はただひとつだけ良いアドバイスをくれた。
足がつる時は薬等必要ないからカリウムの沢山摂れる野菜ジュースを飲め!
習慣になってはいないので寝ている時にそろそろまずいなと感じた時に飲む。
2、3日続けて飲むと楽になる。
間違いなくふくらはぎが柔らかくなる様な気がするし、こむら返りがおきなくなる。
あの内科医はどうしているだろう。
またてきとうに患者に鼻をかめ!って言っていることだろう。

私の身体中にカリウムが不足していたのだろうか?きっとありとあらゆるビタミンやミネラルが関係しているのだろう。
だからといって罹患してから足りなかった栄養分を急いで補給したからといって治せるわけもなく、どんな病気でも常日頃の食事は大切なのだったとつくづく感じている。

主治医に会いたくなってきた。