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今回は、
今まで紹介してきたかんじの『The!育児本』ではありません。
アメリカ人ジャーナリストである著者が、パリで出産&子育てをしてみて学んだフランス式の子育てを、アメリカの子育てと比べて紹介してくれてる本!ってかんじです。
パメラ・ドラッカーマン
ちなみに、このタイトル。
原題では『フランスの子どもは食べ物を投げない』なんです!
なので、夜泣き改善法はメインじゃなく一部だけ。フランス人の育児に対する基本姿勢や、食育の話などが多く書いてあります。
この本、わりと売れたんですよ!
でも原題の『食べ物を投げない』じゃ、きっと日本では話題にもならなかった気がします。
日本人がいかに『夜泣き』で困ってるかがわかるようですよね!(逆にアメリカ人は、食べ物を投げるのに困ってるのかな?笑)
日本に“夜泣き問題”が多いのは、添い寝の文化と添い乳文化(寝ながらおっぱいをあげる)が関係していると私は思うんですが…これについては話がそれるので、またいつか![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
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この本の内容で、新生児育児で実践できそうなことは、こちら。
今まで紹介した育児本にもよく書いてある通り
・赤ちゃんが泣いた時、すぐあやすのはやめる!!それによって赤ちゃんが自分で落ち着くチャンスを親は与えることが大事![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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ってこと!
すぐあやさない、とはどういう事かというと…
眠りが浅くなってからまた深い眠りに入る時の合間で目が覚めちゃって泣いてるのか(この場合は抱き上げずに見守り。赤ちゃん自身の力でまた深い眠りに入っていく練習をさせてあげる)、空腹やおむつが汚れてるなどの要求があるのか、たんに不安で泣いてるのかを観察する。ということです。
このポイントは、今まで読んできた多くの本で推奨されていました![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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この方法がなぜ良いかというと、
浅い眠りになって目が覚めてしまった時に、自分でまた深い眠りに入っていける力を育ててあげることで、ゆくゆくは『夜泣き』のない子になるそうなんです。
この本に
面白い研究データが紹介されていました![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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母乳育児をしている人たちを2つのグループに分け、片方のグループには以下の指示を出します。
・生後すぐから、赤ちゃんが泣いてるのか、睡眠中にむずがってるのかを、識別するようにしてください
・夜は赤ちゃんを眠らせるために、抱きしめたりゆすったりあやしたりしないでください(昼夜の違いを学ばせるため)
・生後1週間の赤ちゃんには、真夜中から朝5時までの間に泣いた時は、おくるみで巻いたり、おむつ替えたり、抱っこして歩いてもいいけど、授乳はそれでも泣き止まない時だけにしてください
結果、どちらのグループの赤ちゃんも生後3週間までは同じ睡眠パターンだったそうです。
…が!!生後4週では、明確な差が!!
上記の指示を出されたグループでは、38%もの赤ちゃんが朝まで寝れるようになったのに対し、指示なしグループではたった7%だったそうなんです![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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プレママさんは、おそらく産院では『3~4時間おきにおっぱいをあげましょう』とか『赤ちゃんが欲しがる度にあげましょう』と指導されて、生後1ヶ月の間は昼夜を問わず授乳をすると思います。
でも、そのサイクルはずっと続くわけじゃないって知ってほしいです!産後2ヶ月、3ヶ月と大きくなるにしたがって、授乳のサイクルは変化していきます。成長するにつれて、だんだん夜の授乳はなくなっていくはずなんです。なのに、真面目なプレママさんは新生児期と同じサイクルの授乳をずっと続けてたりします
(だって、だんだん変わるなんて産院じゃ教えてくれないですもんね)
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なんでそんな新生児期の授乳を続けちゃうママちゃんがいるかというと、
夜は寝るという生活リズムが自然に整っていく“優等生”赤ちゃんは、上記の研究だとわずか7%だったということなんですね。多くの赤ちゃんは、そのリズムをママが教えてあげないといけないということがわかるかと思います。
なのにそれを知らないプレママさんだと、新生児期を過ぎても昼夜を問わず授乳!の呪縛から抜け出せない事があるんです![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
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その教え方が、この指示なわけですね。
おもしろいですね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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ということで!
新生児期に使えそうなネタは一部なので、プレママさんに凄くオススメ!!という感じの本ではないですが(笑)
フランスの育児感や食育についてはとても興味深かったので、産まれたあと離乳食前くらいになったらにまた読み返したいと思う本でした![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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おもしろい、いい本ですよー!