熊本県八代市

看護師による訪問フットケア

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土山美晴

☎︎070ー1200ー7449

 

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先日、巻き爪による痛みで

 

10代の女の子のフットケアをさせていただきました。

 

ご本人にはヘルプマークがあり

 

お母さまが付き添って来店されました。

 

巻き爪による痛みがあったため、お母さまは

 

「補正をしてほしい」

 

と希望されていました。

 

私も、痛みの軽減につながればと思い、

 

補正についてご説明しました。

 

しかし、ご本人はゾンデなどの器具を爪にあてることや、

 

フレーザーの音が苦手とのことで、

 

補正を強く拒否されました。

 

そこで、無理に進めることはせず、

 

今回は爪切りとヤスリで爪の形を整え、

 

食い込みを軽減して様子を見ることにしました。

 

また、お話を伺うと

 

新しくサンダルを購入してから

 

痛みが出るようになったとのこと。

 

そのため、普段の移動には

 

足にあったスニーカーなどのシューズをできるだけ使用し、

 

短時間の移動などでサンダルを履くなど

 

履きわけについてもお話し。

 

しかし、

 

「お出かけするわけじゃないのに、靴を履く必要はない」

 

と。。。

 

爪の切り方や、ご自宅でできるセルフケアについてもお伝えしましたが、

 

「いやだ」

 

という気持ちを示されました。

 

その度に、

 

『どうしたらこの子にとって無理のない方法になるだろう』

 

『痛みを少しでも減らすために、他にできることはないだろうか』

 

と考えながらご本人・お母さまと相談し

 

生活環境に合わせていくつかの方法をご提案。

 

でも、最後まで受け入れてもらうことはできませんでした。

 

帰る際も、私が期待していた反応はなく

 

そのまま帰られました。

 

正直なところ、私自身も少し戸惑い、

 

いろいろなことを考えました。

 

そして、今回の経験を通して、改めて感じたことがありました。

 

良かれと思ってすることが、本人にとってもいいこととは限らない!

 

つい、

 

「痛みをとってあげたい」

 

「こうした方が足のためになる」

 

と考えてしまいます。

 

でも、それが本人にとって

 

「怖い」「いやだ」「やりたくない」

 

と感じることであれば、

 

無理に進めることはできません。

 

特に、音や感触、器具への不安など、

 

私には想像しきれない不安や苦手意識がある場合があります。

 

障害や特性のある方へのフットケアや声かけ、

 

アドバイスの難しさを痛感しました。

 

「正しいことを伝える」だけでは届かないことがある。

 

その人にとって何がいやなのか?

 

何なら受け入れられるか?

 

どこまでなら大丈夫なのか?

 

そして何より、

 

本人はどうしたいのか?

 

そこをもっと大事にしなければならないと感じました。

 

もちろん、足の痛みやトラブルを放っておいて良いということではありません。

 

必要な情報はきちんとお伝えしながらも、

 

本人の気持ちも尊重する。

 

その中で、今できることを一緒に探していく。

 

その人の人生や感じ方、価値観にも目を向けながら

 

その人にとって必要なケアは何か

 

を考えていくことも大切なのだと思いました。

 

まだまだ勉強することがたくさんあります!

 

これからも、一人ひとりの

 

「いや」「怖い」「できない」

 

という気持ちにも耳を傾けながら

 

その人にあったフットケアを一緒に

 

考えていけるようになりたいと思います。