塞翁が馬

のんちゃんは傷口感染もなく

順調に回復しております。

どうか跡が残りませんように

万事塞翁が馬、という言葉にあるように

今回のケガを機に、完全におしゃぶりからも

卒業することになりました。

特に入眠のキッカケにおしゃぶりがないと

ダメだったのんちゃん

何度もトライしたけれど、親が根負けするまで

泣き続けたため、今までズルズルと来てしまいましたが

衛生面からNOといわれ、

もう4日目。

卒業出来ました。

もちろん怪我しなければ良かったに決まっているけれど、最後に必要だったのは親の覚悟なんでしょうね。。

子供の適応力はすごい。

事故

友達の家で遊んでいたところ

のんちゃんが、ガラスのテレビ台の前で転び

口の下がパックリ 口の中も歯がぶつかってざっくり

みるみる血が溢れてパニックになりました。

タクシーを呼ぶも、どこに行ったらいいかも分からず、保険証も何もなく

救急車に切り替え（友達が全部判断してくれた）

チグヲさんに電話しても出ず

（慌ててLINEしたが、そのせいで一緒にいた友達にメッセージしていた）

救急車の中で、これは貫通している可能性もあるので総合病院の方が良いとの判断で

ちょっと離れているけど、のんちゃんを生んだ家のそばの大学病院に行くことになりました。

痛みで暴れるのんちゃんをなんとか抑えながら

横で黙ったままのほーちゃんを気遣い

チグヲさんに連絡

病院についたらチグヲさんも待ってたし

先生たちが

落ち着いて対応していてくれたので

やっとそこで脱力することが出来たのですが

色々なことが

後悔の波として押し寄せました。

母親の、日々の神経質な子育てって

何のためにあったんだろう

あんなに毎日

散歩すれば子どもが車にひかれるかも

ハサミや包丁を見れば子どもがこれでケガするかも

風呂も手を離した途端水没するかも

とヒヤヒヤしながらおっかなびっくり育児しているのに、

その緊張の緩んだ10分くらいを狙って

事故って起きるんだ

事故は完全に防ぎきることはできないことを

思い知った日でした。

こんな雪の日に遊びに行かなくてもいいじゃん

とチグヲさんに止められたのに

だらだら寝てて育児もしないのに

家にいても無駄です！と言って

無理やり私が二人の手を引いて出たんだよな

とか。

のんちゃんは救急車で泣き疲れて、

縫っている間に寝てしまったそうで

寝ているのんちゃんに洋服を着せて

雪の中帰宅

起きた後口の中に違和感があったり

再度出血したりしましたが、

痛がる様子もなくご飯もなんとか食べられ

「いないいないバァー！」と笑わせに来るほどになりました。

のんちゃん、、1年おきに外科手術させて

ほんとにごめんなさい。

チグヲさんは何も言わない。

有り難いけど、その分自分を責めております。

盗んだバイクで走り出してしまいました

巷でインフルエンザが大流行！

街にマスクをした子どもらが溢れていて、

保育園に行くのが正解なのか

休むのが正解なのか、

日々怯えるチグハグ家です。

奇跡的にセーフですが、、

さて、毎度のことなのですが、 

寛大に寛大に

諦めるんだ、期待しない、あてにしない

腐らない、くさ、、、

ぬーすんだ バーイクで はーしりーだす！！！！

♩（尾崎豊）

と、比較的すぐに堪忍袋の尾が切れてしまい

先週は派手にボイコットをしてしまいました。

きっかけは些細なことで、

仕事で日程調整をしなきゃいけなかったんだけど

朝も夜も、無理。仕事だから

とチグヲさんに言われて、

出来る限りでいいから、ちょっとだけでもいいからこんなことなら出来る？と提案したことも

全部却下され、無理。無理。無理。

じゃあ、明日はあなたお休みだから、私一人で飲んでくるわ。と言ったら

フットサルしたいんだけど

といわれ、

そうですよね。

毎日そうだけど、家事も育児も仕事も

一人でなんとかします

と口にしたところで心がボッキリ折れる音がしました。

あんなにやさぐれたのは久しぶりで

LINEとFBのプロフィール画像を

ゲームMOTHER2の雑魚キャラである

「オレナンカドーセ」に変えて

夫のフットサル日に当てつけて

一人で映画ボヘミアンラプソディーを

観に行った後に、銀座で夫が行きつけにしていた飲み屋で（今は夫の職場が神奈川県になってしまい行けなくなった）ゆっくり飲んで深夜に帰宅しました。

育児が嫌なんじゃない

一人の時間が欲しいから暴れたんじゃない

ただひたすら、オレナンカドーセ！！！

とスネただけなのです。

オレナンカドーセ あなたの仕事を円滑にするための家事育児担当やないか

オレナンカドーセ 仕事→フットサル→子ども の下の優先順位最後やないか

何で動いてるんと思ってんの

ルンバと違うんだから！！！

と泣きながらチグヲさんに訴えました。

しかし、口に出したことで8割がたスッキリしたのと

ボヘミアンラプソディーが

想像以上に良い映画で。

お酒が想像以上に美味しくて。

一晩でオレナンカドーセの画像を取り下げて

また通常業務に戻ることになりました。

なんでしょうね。

一人になると、罪悪感はもちろんのこと

素直に感謝できるし、恵まれているなって思えるんですよね。

チグヲさんが、

売られた喧嘩をなかなか買わない人であるのも

幸いしているのだと思います。

育児してると個性が死にがち

というツイートが話題になったように

息抜きというより、空気入れを定期的にすることで、一人の人間としてしっかり子どもと向き合って生きていくことが、

我が家のスタイルなんだろうな

と思っています。