脱毛状況について、ちょっと書いておきます。
前回使ったベマシズマブ(アバスチン)併用m FOL FOX6療法は、比較的脱毛はないと説明を受けていたので、私も、完全にノーマークでした。
が、2週間後、お風呂に入ってシャンプーをしてる時に、あの恐怖を味わいました。
シャンプーの泡がついた両手には、髪の毛がびっしりとまとわりついてました。
ヒェ〜
よせばいいのに、その手で頭を触ってしまい、指で軽く触るだけなのに、ドンドン抜けるんです。
ドラマや映画で観る良くあるシーンそのままでした。
髪の毛て排水口が詰まってしまい、それを掃除している内に意識がしっかりしてきて、それと同時に声を上げて大号泣していました。
その喚きに驚いて、旦那がお風呂場を覗いたくらいです。
体中に抜けた髪がまとわりついてて、排水口には髪の山、お風呂の床にも髪が散乱して状態で、太ったおばちゃんが声をあげて泣き喚いてる訳ですから、旦那からしたら、ホラーだったでしょうね。
他の起こるであろう副作用は、心構えも出来ていたし、色んな方のブログを読ませて頂いた中で、ためになる対策などもあり、その準備もできていました。
なのに、脱毛については、全く、心構えなしでいたので、大号泣するハメになってしまいました。
私は、いつも少数派に入ると言う事を改めて感じました。
その後は、この激しく脱毛した後は、減薬のせいもあってか、ドサーっと抜ける事はなく、チビチビと抜け続けるといった感じで、頭皮丸見えのスッカスカ状態になってしまいました。
今回使うラムシルマブ(サイラムザ)併用FOLFIRI療法は、ほぼ高い確率で脱毛があると説明をうけました。
まともに打ったのは、5月中旬の入院の時で、その後は、白血球と好中球が引っかかり、スキップしたり、サイラムザのみ打ったり、イリノテカンのみを打ったりだったので、今のところは、ドサーっと抜ける、あの恐怖は味わってません。
チビチビ抜ける状態のままですが、逆に、そのチビチビ加減が減ってる印象があります。
昨日、やっとまともに抗がん剤が打てたので、ひょっとしたら、2週間後にあの恐怖がやってくるかもしれません。
ハゲ散らかした頭でも、ドサーって抜けるのは、やはりショックなものですから。
そう思いながら、お風呂上がりに鏡を見てて思ったんです。
実父も、頭頂部が薄くてスッカスカで、頭頂部を丸く囲う部分にはまだ、髪が若干あるといったいわば典型的なオヤジハゲと言うやつでした。
お風呂上がりには、頭頂部は、産毛もペチャって張り付いてるから、薄さが際立っているし、その周りの髪は、ピョンピョン跳ねてる感じでした。
元から、私は父似でした。
鏡の中に父がいるみたいで、何か笑ってしまいました。
でも、こんな姿で似たくはなかったですね。
それを旦那に話したんです。
そしたら、、
う〜ん、、
そう言う意味じゃないんだけどなぁ〜
まぁ、いつも斜め加減にしか返事が返ってこない旦那なんで、改めて“そうじゃなくて〜”と言う説明をするのは辞めておきました。
しかし、、
モヤモヤは残りました。