ケアマネさんからの連絡携帯から

緊急搬送救急車、入院先が決まるまでは30分くらいでした。

 

弟の勤め先に事の次第を連絡して、

電話をくれる様に伝えたり、救急隊員さんとの携帯でのやり取り。

 

今更ながら近くに居ない事をもどかしく感じました。

 

コロナ禍

駆けつける事も出来ないもどかしさ。

病院の面会禁止。

 

 

 

 

夜9時前にやっと弟から連絡携帯が来ました。

 

「入院手続きも終わったし、最低必要なものは揃えたよ。」と。

「担当は若い先生だったよ。」

「前とは違うところに脳梗塞起有ると言われたよ。」

 

要介護5の母。

レビー小体型認知症の疑いありと言われています。

 

どうやら今回、

自分の今の状態が理解し難くなって来て、

トイレトイレに行こうとしてベッドから転落した様です。

 

認知症状の有る父からも、

「動かんと、寝たきりになるぞ。」と言われたらしく、

動かない体を無理やり動かし、

ベッドの柵もベッド用のテーブルも乗り越えて・・・。

 

何処にそんな力があったのでしょうか?

無理に動いたせいで、血栓脳みそが飛んだのでしょうか?

 

数日前からしきりにトイレトイレ行きたがっていたと弟から聞かされました。

「動けないんだし、おむつしてるから大丈夫だよ。」と言うと、

「そうだったね。」と返事をするの繰り返しだったようです。

父は母が寝たきり状態になっている事を忘れてるんです。

 

 

そして今回弟から今後の事として、

『母の延命処置を拒否する書類にサインした。』と聞かされました。

 

生きる気力もなく、やせ細っていく母。

母も数年前から、

「もしもの時の延命はしなくてよい。」と言っていました。

 

今回入院時の病状説明の後、

医師から尋ねられ、即答し書類にサインしてそうです。

 

私に反対する気持ちは有りませんでした。

 

85歳を超えた高齢の母。

要介護5で寝たきり。

高血圧・高脂血症・糖尿病気味。

足に大きな褥瘡有り。

体に拘縮症状と、脳梗塞による麻痺。

 

何より母本人に生きる気力・意思が無いのです。

 

 

今後何が起こるか分かりませんし、

会えないうちに全てが終わってしまうかもしれません。

 

 

『最期は自宅で。』

これが叶えばと思っています。