いつまで仕事を休職するか相談するために8ヶ月ぶりに会社に行くことになった。

私が勤める会社の東京オフィスは40人程度の小さいオフィスで、営業マンは昼間は出ているので10人前後しかオフィスにいなかったが、久々に会社の人に会えて嬉しかった。

私の周りに寄ってきてくれ、私の現在の状況やどんな生活をしていたかを聞いてくれた。

かなり快活にペラペラと話したので、「トーク力は落ちていませんね」と言われ、笑いが起きた。

 

会社全体の人事部責任者の方、東京事務所の総責任者の方、東京事務所の人事総務責任者の方と4人で面談し、

私から退院はしたものの日常生活に慣れておらず生活するだけで大変なこともあるので、まだ休職したいことを伝え会社も承諾してくれた。

 

会社の人事部責任者の方は、今は本社(愛知県)におり数年前に東京事務所の営業部にいた方で、購買部→東京事務所の営業部→本社人事総務部責任者と部署異動され現在の役職になっていた。

営業マンとは不思議な生き物で、営業部以外から営業部に来ると「どんなもんだ、様子を見てやろう」というスタンスになる人がいる。

私はどうもそういう考えが嫌で、私なりに丁寧に親切に接した記憶がある。

人事責任者の方が、どの程度私のことを覚えているかは分からないが、私としては過去に一緒の事務所にいた方で、凄くちゃんとして、丁寧で良い方だった印象があり、その方も同席されるのは安心に繋がった。

 

復職のタイミングは、2020年4月16日と決まり約8ヶ月間は自宅療養でリハビリに専念出来ることとなった。

傷病手当金も継続して受け取れるので、生活費の心配もなく過ごせるので最高の環境だった。

その後、コロナウイルスが蔓延したり、会社の規定で正社員としての復職でなく契約社員として復職することになったり

多少の紆余曲折があり、最終的には2020年6月16日に復職となる。

 

復職するまで下記の出来事・スケジュールとなるのだった。

・2019年8月 2日:東京事務所で面談(今回の面談)

・2019年12頃から:コロナウイルスが日本・世界中で蔓延

・2020年2月 3日:人事責任者の方が私の通っている病院に来て下さり、ドクターと就業の際の注意事項を一緒に確認

・2020年2月17日:会社を解雇(会社の規定で正社員での復職が出来ず、一度退職して契約社員として雇用となる)

・2020年4月16日:当初は復職予定日だったが、コロナがまだどんな病気か分からず、リスク回避で復職日延期

・2020年6月16日:復職

 

また、別の回のブログでも書くが、契約社員になってしまったのは残念だった。

復職時の私の体調では通常勤務時間である1日8時間勤務は難しいと会社の産業医が判断したのだ。

6時間勤務などの短期時間勤務制度もあるので、ここだけ見ると1日8時間勤務が出来なくても問題ないのだが、

うちの会社では、8時間勤務で勤めていた者が休職し復職する場合には当初の勤務時間(8時間勤務)をしなければならない決まりがあった。

ゴネて労働基準局に相談することも頭に過ったが、勤め先を選べる状況でもなく、会社と揉めた状況で通勤することもメンテル面でリスクがあると思い、一度退職して契約社員で再雇用される道を選んだ。

 

これは推測だが、会社側は産業医が8時間勤務が難しいと判断するとは思っていなかったのではないかと思う。

私が定期通院している産業医は「肉体労働以外ならば出来ない仕事はなし」と判断しており医者によって見解も別れている。

あるいは、会社の復職規定に引っ掛かることを見落としていたと思う。

2020年2月15日(土)に突然、人事責任者から、週明けの2月17日(月)にあなたの家の最寄駅に行くので相談したいことがあると電話が来た。

うちの会社は、年始が繁忙期なので土曜日出勤もあり土曜に連絡が来るのはそこまでおかしくないが、2日後の月曜日に急に打ち合わせというのは向こうが急いで(焦っている)のではないかと思った。

私と、人事部責任者、東京の総責任者の3名で急遽の面談があり、非常に慎重に東京の総責任者の方が上記で記した会社の規定のことを説明され契約社員での雇用をご提案された。

話し方の雰囲気が明らかに慎重だったので、会社側に落ち度があると読み取れた。

恐らく、労働基準局に相談すれば問題になることだと思う。

 

本ブログを書いている、2023年9月25日現在でも契約社員として勤めている。

正社員とアルバイトの違いは分かるが、正社員と契約社員は「業務に励む気持ち」が何が違うのかは今も模索中だ。

 

 

話が脱線してしまったが、

約半年ぶりに会社に行き復職日が決まり、気がかりだったことが解消され気持ちがすっきりしていた。

妻も育児休暇で休職をしており、妻と子どもと3人で自由に過ごす期間が8ヶ月もあるので喜んでいたのだった。