ヤスケンさん舞台挨拶 | 『ゆ』の素

『ゆ』の素

漫画家・イラストレーター
湯浅みきの日々徒然

 

昨日、作業ひと段落し

 

確定申告を提出に行く予定を立てて
おりました。
 
お昼頃何気にツイッター見たところ
なんと!柳ヶ瀬の映画館に
ヤスケンさんこと安田顕さんが
 
映画
「母を亡くした時、僕は遺骨を
食べたいと思った」
 
の舞台挨拶に来られるとの情報を
目にしました。
 
曜日感覚も分からなくなっていたので
当初はもう前日来られたのかと
思ってましたが、よくよく見たら
え?今日??となりまして。
 
 
でも、あの安田さんだぜ?
「水曜どうでしょう」ファンも放って
おかないでしょ〜〜〜アセアセ
もう埋まってるだろうなぁ・・・
 
 
と思いながらも
 
大々的な宣伝がなかったのもあり
ここが地方のいいところで
意外とあと数席くらいなら残ってるかも
しれない。とも。
(以前「この世界の片隅で」で
のんさんが来た時もそうだったので
大都市じゃありえない爆  笑
 
 
開始時間が遅かったのもあり、
どうしようかちょっと迷いましたが
 
 
普段一回くらいしか見ないツイッターで
あの記事見かけたってことは
縁あることなのかも。
何より「どうでしょう」の頃から好きな
安田さんを生で拝見出来るんだぜ?
寄ってみて、まだ席があったら
申し込もうルンルン
 
 
そう思いながら、家を2時過ぎに出発しました。
 
 
結果、空いてた〜〜〜〜おねがい
さすが岐阜w
しかもレイトショーなので1100円とお値打ちにびっくり
 
生ヤスケンさんが見れる〜ラブラブ
 
 
その後確定申告出しに行って、
必要なもの柳ヶ瀬で買ったり
なんやかんやしてたら、すぐ
開始時間になりました。
 
行ってみると、会場は満席。流石キラキラキラキラ
 
映画は、岐阜出身の漫画家さんの
エッセイ漫画が原作で
親の死と向き合うお話です。
 
久々に何度か映画観て涙しました。
 
 
ネタバレになるので詳細は書けませんが
最後の方の男3人海のシーンと
お母さん、奥さんの愛情が素敵でした。
 
 
舞台あいさつは最後だったのですが、どうも途中から
会場内に入られて、一緒に御覧になってたようで
すぐに後ろから登場。
 
そして、お客さんから映画のことについてだけ
質疑応答出来ることになったのですが
1聞いたら3倍くらいにして返して下さって
チームナックスとか、過去のどうでしょう見てると
そんなにしゃべらないイメージの
安田さんでしたが
 
 
めっちゃしゃべるし、面白い!!
 
そして優しいイエローハーツ
 
トークも返しも上手くて
ますます好きになりましたルンルン
 
 
 
そして最後の最後に奇跡的に
映画の中で撮影場所等を提供してた家の娘さんが
当てられて、撮影が2年前だったのですが
その時彼女のお父さんがガン告知された時で
でも、撮影の様子を見ていて
カメラが廻っていない時の
安田さんの役に入り込まれている時の真剣な様子
そして撮影中の迫真の演技を見て
 
「俺は絶対この映画の完成を見る。
 それまでは生きる!!」
 
って宣言されたそうで。
 
2年経って、宣言通り映画を観に行くことが出来たと。
これを安田さんに直接伝えて「ありがとう」を言いたかった
って話をされて。
 
 
安田さんも、凄く嬉しそうで
「ああ、その話が聞けただけでも今日岐阜に来て
良かった」
と言ってみえました。
(ちなみに映画開始の時全国廻る舞台あいさつはされてた
ようですが、今回は北海道と岐阜だけだったようです)
 
映画を通してまた繋がるドラマが始まって。
 
そんな誰かの何かの力になれたらって思いが
きっとあったと思うので、余計に嬉しかったのではないかと
思いました。
 
最後の最後まで温かい気持ちになれる
映画&舞台挨拶でしたおねがい