ココシナジーズwithM(マチャコさん)主催イベント
「わたしが私に還る道」に
行って来ました~
場所は王子の「北とぴあ」
ん?王子??
王子といえば「王子稲荷神社🦊」さんがある所ではないか~!と。
王子稲荷神社さんといえば
イベント前に寄ろうと思ってました。
しっかーし!
変な路地に入ったため、反対方向に進んでしまい
しかも横道もなかったので、元来た道を引き返すしかなく
時間がかかってしまいました。
こういうお稲荷さん行こうとして迷った時
「狐に化かされた」って言ったりしますよね♬
ただ、入り込んだお陰で
なんというか
東京でこんな場所あったんだ~って
場所に辿り着きました。
水路で水浴びしてる!!
(写真だと遠くて分かりませんが
結構な人数の人達が、お子さん連れで
水着で入ってました)
見てて、ほっこりしました
近くの案内図見たら、「王子神社」はすぐ近くにあったので
時間的にギリギリ行けるかと
立ち寄りました。
実はこちらの王子神社さん。
境内にある摂末社「関神社」さんが
能の「蝉丸」所縁の神社さんで
個人的に大興奮!
能でのお話は
盲目の第四皇子「蝉丸」は、盲目のため高貴な身分であるにも関わらず
捨てられ、出家し山の中(滋賀大津にある「逢坂山」。別名「関山」)の藁屋で
哀しみの中で琵琶をひきながら、一人で暮らしている。
その姉「逆髪」(天皇の第三子)は、髪が逆立って生える奇病のため、その苦悩から
狂人となり浮浪者になっていた。
ある日、山の中で琵琶の音に気付いた逆髪は、音を頼りに藁屋に辿り着き
弟と再会。
二人は我が身の不幸な境遇を語り合い、慰め合う。
しかし、それぞれ授けられた運命に従い、
涙ながらに再び別れの時を迎える。
という、なんとも切ない物語なのですが
こちらの「関神社」さんは逢坂山にみえる
関蝉丸神社さんの御神徳を敬仰する人達が
「*かもじ業者」を中心として
江戸時代に奉斎されたそうです。
(*かもじ=髪を結ったり垂らしたりする場合に
地毛の足りない部分を補うための添え髪・義髪のこと。)
主祭神 蝉丸公(神霊) 逆髪姫(神霊) 古屋美女(神霊)
蝉丸が、髪の毛が逆髪である故に嘆き悲しむ姉君「逆髪姫」のために
侍女の「古屋美女」に命じて「かもじ・かつら」を考案し
髪を整える工夫をしたという伝説から
「音曲諸芸道の神」・「髪の祖神」として
崇敬を集めています。
蝉丸は琵琶の名手でもありますが、
小倉百人一首にも登場している和歌の名手でもあるそうです。
神社行くと、結構能の謡曲に絡んだ舞台や神社があって
発見すると、おお!と嬉しくなります。
時間が迫って来たので、急ぎ北とぴあへ。
続く
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