昨日に引き続き、講座の配布物に掲載した
４コマ漫画です
母の実家の地域（星宮神社さんがある所）は
昔話で
藤原高光公という人が
妖鬼退治をする際
ウナギが道案内して、妖鬼の居場所に
辿り着いたことから、
「ウナギは神様の使い」として
今でも食べない地域です。
（たまにＴＶで紹介されてます）
それにしたって
何故にウナギ
と、調べてみたら
昔話で、高光公が夢の中で
妖鬼を退治するための矢を
虚空蔵菩薩さんから頂いているんですね。
理由はそこでした！
新たな謎が・・・！
ただ、京都の五大虚空蔵菩薩さん達はそれぞれ
馬、獅子、象、金翅鳥（こんじちょう）、孔雀の上の
蓮華座に乗っているそう。
確かにうなぎの上に乗っている「像」は
なかなかシュールかも・・・
ちなみに
「土曜の丑の日」に何故ウナギを食べるのか？の説の１つに
虚空蔵菩薩さんが、丑年生まれと寅年生まれの人の守り本尊のため
丑年の人が虚空蔵菩薩に結び付けて鰻蒲焼を宣伝したのではという説が
あるそうです。
（一番有力なのは、「平賀源内説」だそう。気になる人はググってね）
で！
実は昨日紹介した「高賀神社さん」の
「高賀縁起」の中にこんなお話があります。
710年
都で夜な夜な怪しい光が、
丑寅の方角に空を走るようになり
不気味がられ、藤原氏の家臣が
追ったところ、高賀山に辿り着いた。
717年
高賀山麓に祭壇を設け祈祷したところ
この怪現象が治まった。
実はこの717年って、ここから北にある白山で
泰澄が白山を開いた年だったりするんですよ
（今年は1300年祭 ）
これは白山信仰とも、何かしら関係あるのかもしれませんね。
地元で「花奪い祭り」として有名な
長滝白山神社さんの「由緒」によると
奥州の地に仏教の楽土を建設した藤原氏は
白山信仰への崇敬が厚く、白山三馬場に対して
鰐口などを寄進され、石徹白中居神社には
虚空蔵菩薩像を奉納しています。
なんて記事もありました。
また時間がある時に、調べてみたいと思います。
そして717年と言えば、養老元年！
「養老」といえば、先日1300年祭プレプレイベントをやった
の美江寺観音さんを勅願された
元正天皇が付けられた元号。
や～、繋がってますね～
歴史とか文化とか探っていくと
どんどんどんどん
色んな方面、色んな人物達に
繋がっていくんですよ
一つの大きな流れ
まさに「大河」だなと
実感することが出来ます。
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