一休寺の善哉の日☆ | 『ゆ』の素

『ゆ』の素

漫画家・イラストレーター
湯浅みきの日々徒然


今年は1月26日が「一休寺善哉の日」

「一休妖怪伝 第五夜 刎頚の交わり~其の四~」の最後のおまけ漫画にも書いてある通り、
『善哉』と命名をしたのは一休さんかもしれない説があり、そのご縁で一休寺(酬恩庵)では
善哉の日という行事があります。

今回はいつもお世話になっているSさん夫婦に車で連れて行ってもらえる事になり、非常に助かりました!


実は「一休寺」に行くのは二度目で、前回は御住職の方に色々と取材させて頂いたり
写真もたくさん撮らせて頂きました音譜

(*住職さん。一休さんとお森さんが晩年過ごした「虎丘庵」内にて。)
ちなみに
「大人な一休さん描いてますが・・・大丈夫でしょうか?あせる
とお聞きしたところ、
「マンガなのでご自由に描いて下さって大丈夫ですよ音譜
とのお返事を頂きましたので、良かった―と胸を撫で下ろしましたにひひ
これで、心おきなく・・・:笑

さてさて。実は「隠れ紅葉の名所」でもある一休寺は、一番上の写真のように夏も大変美しいです。
この季節は葉はなく、プロペラのような種が時折風に吹かれてクルクルと舞っていたりするのですが
そんな紅葉の道を進むと、受付がありここで「善哉セット」を購入します。

法要中、名前を呼んでもらうため自分の名前を書く紙と、絵馬と一休さんの墨跡が書かれたポストカード。そして善哉引替えチケット☆

そしてまず通るのは一休さんのお墓なのですが・・・
通常はこんな感じで、扉が閉められています。

天皇の御落胤ということで、宮内庁が管理しています。
扉にも菊の文様の透かし彫りがしてあり、この穴からしか中が見えません。

しかし、なななんとこの日は・・・

空ーいーてーおーるーラブラブ!

個人的には、鼻血ものです!!
前庭は「村田珠光作)

後ろ髪を引かれつつ庫裡へ。

こちらで絵馬に書くわけですが、
絵馬には禅寺ということで「他力本願」の願い事ではなく、「自力本願」の「誓いの言葉」を書きます。
書いた人から「方丈」へ移動。
名前を書いた紙を渡し、例年だと絵馬は方丈での法要の後、自分でかけに行くのですが
今年はかける場所近くが工事中とのことで、お盆に乗せお寺の方任せに。
(持ち帰りたい方は、持ちかえる事が出来るそうです)

お経を読んだ後、手を合掌している方のみ、警策( きょうさく)という棒で肩を叩いてもらえます。

せっかくなので、自分も叩いて頂きました。
人生初☆

ちょっぴり痛みがあり、不謹慎かもしれませんが、肩コリな肩には痛気持ちいいかもしれませんニコニコ

方丈には、一休さんの遺髪が植え付けられていた一休さんの木像もあります。

法要後は待ちに待った善哉へGO!

・・・とその前に、敷地内を一周して・・・
前来た時は気づきませんでしたが、

小僧の一休さんの頭、撫でられ過ぎてピカピカになってますね汗
そして書院「洪庵」にて善哉を頂きました。
image

結構量もあって、善哉も美味しかったのですが、「一休納豆」という しょっぱい豆も添えられており、梅干し代わりになっていて善哉との相性も良く美味しかったですラブラブ

そういえば、「一休妖怪伝」のレビューで、
「この作品を見て一休寺に家族で行った」
という感想があったのが、凄く嬉しかったですラブラブ

せっかく描くなら、何かのためになりたい。

聖地巡礼って感じで、それも目的の1つになっておりますので、皆様も是非機会がありましたら足を延ばしてみて下さい。

公共の交通機関をご利用の場合は、必ず事前に時刻表を確認されてから行かれる事をおススメします。
一休寺公式サイト→http://www.ikkyuji.org/



「一休妖怪伝」無料アプリ漫画携帯
原案/山口敏太郎 漫画/ゆあさみき
i Phone=https://itunes.apple.com/jp/app/id566261036
 
Andoroid=https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.thomsons.youkaiden 

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