「迷説幸福論・70」

    「恋の項・6」

人を恋う。
特定の異性ではなく、人を恋う。
その行為は、とても優しい。
人の為に何かを行う。
その時、自分はいない。

言葉に出して言うと胡散臭い。
「人の為に一生懸命努力します」
そう言う政治家はゴマンといる。
でも、自分の利に成らない人の為にはしない。
自分を消して、何かを為す政治家はいないのだ。

口に出す人達は信用できない。
そんな事は、黙って、そっとするものだ。
「○○の為に」は、ほとんど信用できない。
大抵は、自分の為の誤魔化しだ。

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「迷説幸福論・69」

    「恋の項・5」

恋という行為(ダジャレじゃない)。
恋を感情レベルで止めると役に立たない。
恋うという行いで、自他の役に立つ。
男女間においては、迷惑になる場合もある。

幸も感情レベルでは自己満足。
幸福感であっても、幸ではない。
幸は行いが伴うのだ。
当然、行いは見返り無しのモノだ。

恋も見返り期待では、先が無い。
見返りを意識するなら、恋うとはいわない。
一般的な恋(こい)は、恋モドキなのだ。
恋う、とは優しさの別面みたいなものだ。

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「迷説幸福論・68」

    「恋の項・4」

男女間の恋(こう)は特殊だ。
対象が雌雄間以外の恋が解り易いかも。
例えば、自分の仕事を恋う。
すると、仕事は進化する。
進化した仕事は他の幸に貢献する。

例えば、自然を恋う。
恋う対象には優しくなる。
いろいろ研究する。
自然が活性するのに貢献してしまう。
それは、地球に暮らす生物の幸となる。

恋う、という感情と行為。
男女間以外なら、かなりマトモだ。
男女間以外なら、幸に近い。
何より、自分は幸だろう。

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「迷説幸福論・67」

    「恋の項・3」

子孫繁栄。
そして、生命力活性。
恋の存在理由と効果は大きい。
個と種を存続させるアイテムだ。

幸は生命力活性の効果がある。
しかも、底からの深さもある。
恋は個の生命力活性の効果のみ。
幸は(個から発生しても)全体に拡散する。

それぞれ別次元だが、扉はある。
行き来できる扉はある。
ここが、この世の仕組みのオチャメなところだ。
個と全体の接点部分は、面白い仕組みなのだ。

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「迷説幸福論・66」

    「恋の項・2」

恋うの時、幸と接触する。
だが、恋がそのまま幸にはならない。
恋は個人的のみの動きだ。
他が同調するわけじゃない。

江の項で書いた。
幸は他の幸と解け合う。
恋は他の幸と単純に解け合わない。
解け合う要素も少しある・・・

恋の時、心は優しくなる。
対象相手だけでなく、優しくなる。
一概ではないが、優しくなる傾向がある。
優しさは、幸への通路だ。

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「迷説幸福論・65」

    「恋の項・1」

名詞の恋は「こい」と読む。
動詞の恋は「こう・こふ」と読む。
意味は、心が惹かれる動きだ。
幸にも、心が惹かれる動きがある。

代表的は男女の間だが、それだけじゃないぞ。
い、いや、男同士をいっているのじゃないぞ・・・
対象は様々なのだ。
動物、物質、芸術、運動、格闘、仕事・・・
恋は、あらゆるモノに秘しているのだ。

恋の状態。
冷静に他から見ると、変に似ている。
マトモじゃない
恋は狂いにも似ている。

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「迷説幸福論・64」

    「江の項・10」

幸は水。
そして、幸は江となる。
この二つは同じだ。
勘違いすると、溺れる。

自の幸と他の幸。
同じだ。
対立すると、幸は苦に変わる。
常に、江になる性質を忘れず。

ゆったり、広く、長く。
自分の分は、小さくて充分。
集まれば、凄い大きさになるのだ。
幸は、欲張らなくて充分なのだ。

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「迷説幸福論・63」

    「江の項・9」

必要な水は僅かな量でいい。
大量に集めても活用できまい。
下手に囲えば、溺れ死ぬ。
成り上がりが自滅する例は多いぜ。

空気に溶ける水。
いつでも水に包まれている。
つ、つい、忘れてしまうんだよなぁ・・・
生まれてから、死ぬまで包まれているのに・・・

私は不幸だ。
幸せが欲しい。
あれば、もっと欲しい。
更に、欲しい。
どれだけ多くても邪魔にはなるまい。
そう、勘違いしてしまうんだよなぁ・・・
欠陥品の、人間だもの・・・

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「迷説幸福論・62」

    「江の項・8」

水は変化する。
水蒸気という気体。
氷という固体。
通常は液体。

液体も常に同じじゃない。
温度も濃さも違う。
様々なモノを溶かしているからだ。
溶かして、水。

幸も常に変化する。
そして、常に流れる。
固定すると、幸は幸でなくなる。
流れる水は、少しだけ利用するのがいいようだ。

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「迷説幸福論・61」

    「江の項・7」

幸(水)は融合する。
そして流れ続けて江となる。
私の幸とアナタの幸。
決して対立しない。
融け合える仕組みだ。

幸でない、幸モドキ。
私が金持ちになると、アナタは貧しくなる。
富む国が出来ると、貧困の国が生まれる。
物質の裕福は、幸モドキなのだ。

まぁ、モドキも少しは欲しい・・・
欠陥品の人間だもの・・・
だけど、欲張りは凶となる。
欲張りは、苦も集まるからだ。

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