息子は高1、IQ78の境界知能です
ADHDと自閉スペクトラムもあります
小1から中3までずっと知的支援級に在籍、現在は通信制高校(手厚い支援の毎日登校型)の1年生です
息子の通うA高校から、宅配便が届きました
が、その日あいにくの不在だった我が家
ポストに不在票が入っていました
これ、何かしら
息子
「あ、たぶん教科書だよ
2学期からの授業で使う教科書、夏休み中に本部校から送られてくるって先生言ってた」
へ〜そうなんだ
とにかく、再配達依頼しなきゃ…
あ、そうだ
息子宛ての宅急便、息子自身に再配達依頼をやってもらおう
何事も経験です
自立への一歩です
さっそく不在票を息子に渡して、裏側をチェックさせます
再配達依頼の方法はいくつかありますが、
今回は一番オーソドックスな、昔ながらの「電話での音声自動受付」でやってもらいます
私
「いい
相手は機械の声が出るからね
機械だから話はできないよ
よ〜く聞いて、言われたとおりに番号を入力するだけだからね」
息子
「うん、わかった」
別に難しいことはないし、すんなりできるかと思ったのですが
私の予想に反して、
息子、かなり手こずりました
まずね、一番最初の「ご自宅の電話番号を入力して下さい」ができない
家電の番号は覚えている息子ですが、覚えているからこそ、得意げ?にめちゃくちゃ早くボタンを押す
で、「あ、間違えた」と何度もやり直す…
ADHDの特性バッチリ…
そして息子はきちんと入力したつもりでも、それが素早く押すからやっぱり押し間違えるのか、または早すぎて認識されないのか…
途中で電話が切れるらしく、
なかなかその次に進めない息子
私が「もっとゆっくり確認しながらやりなさい」と言って、再チャレンジすること3〜4回
やっと先に進めました
で、その後も
再配達希望の日付を入力する場面でも押し間違えて
「あ〜また間違えたやり直しだ」と、電話を切って、また最初からですよ…
勘弁してください…
あぁ、もう…、
息子から電話を奪って、私がチャチャっと終わらせたい
って、正直何度思ったことか…
でも我慢しましたよ
おくびにも出さずに、我慢しました
誰か褒めて
そんなこんなで、
ようやく、
ようやっと
再配達依頼を完了した息子
「できたよ
『受け付けました』って」
私はもちろん、
「やったね、できたね」
と、褒めました
いや〜…、
まさかこんなに手こずるとは…
でも、何事も経験です
これでまた一つ、息子の経験値が上がりました
その夜、
無事に荷物を受け取りました
よかったよかった
息子も私も、お疲れ様でした
帽子安くなってる〜
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