2025年8月14日 16:14 日本経済新聞より引用
ホテルで覚醒剤やコカインを所持したとして、覚醒剤取締法違反などの罪に問われた不動産投資会社「レーサム」(東京都千代田区)の元会長、田中剛被告(60)に、東京地裁(中尾佳久裁判官)は14日までに、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。13日付。
被告は公判で起訴内容を認め、「大きなストレスがあり、薬物に依存した」と述べた。2024年11月から入居している薬物リハビリ施設で治療を継続すると説明し「お金の力で傲慢だった。関わった人には、巻き込んでしまい申し訳ない」と話していた。
判決によると、24年6月24日、千代田区にあるホテルの一室で、覚醒剤約0.2グラムとコカイン約0.8グラムを所持した。〔共同〕