史上最弱2000年ヴィッセル神戸ユース
こんばんは
この時期はなでしこの五輪予選あり、男子W杯3次予選・五輪予選ありという事で
フットボールファンにとってはたまらない時期ですね
W杯3次予選は本田や中村憲剛が離脱したので戦力ダウンと報道されておりますが
層は厚いはずなので問題は無い?・・・・でしょう。
しかし、私が神戸ユースの3年時は非常に層が薄く大変問題でした。
前年にJユースカップで日本一を経験し、そのメンバーから森一紘や大島といった
偉大な先輩達が卒業・Jリーグ入りしごっそり抜けたのです。
特に厳しかったのはその二人が担ってたポジション・・・・・・・・中盤です。
中盤を制する者が試合をも制する。
そう感じてた私は新チームへの移行時に頭を抱えておりました。
また、新チームでの練習は困難を極めました。
パスが3本と繋がらないのです。
逆にガンバユースは史上最強と謳われ、圧倒的な強さを誇っておりました。
この年から、高円宮杯プレミアリーグ・プリンスリーグの前身である関西スーパーリーグが始まりましたが
神戸ユースは・・・・・・草津東にも完敗、サンガには0-5玉砕て感じでした。
周囲も神戸ユース以外の3チームがクラブユース決まりというのが大方の評価でした。
じゃあ、どうすれば全国に出場できるのか・・・・・・・・。
下手なら死ぬ気で守って、死ぬ気で走って少ないチャンスをモノにするのです。
必死にW走をこなし、体幹トレーニングをやり、ダッシュを繰り返し・・・・スパイクをはかない日はざらでしたね。
試合前の昌子さんの指示は
「立ち上がり10分・真ん中の10分・ラスト10分は高い位置からスーパープレス!」
要するに40分ハーフなので30分はスーパープレスであとの10分はプレスをかけろという事です。
まぁ、全部行け!という事です(笑)
奪ったら裏!相手が引いてても裏!
とりあえず裏に走れという事です。
この戦術で関西クラブユースを戦いました。
準決勝では1カ月前に0-5で負けたサンガに2-0で勝利。
決勝は史上最強と謳われるガンバユースに3-2で勝利。
前年でも準優勝だったのが、この年は優勝。びっくりです。
まぁ、決勝の3点は全部交通事故みたいな得点でしたが、ハードワークを怠らなければ
神様は味方してくれるのです。
全国では予選リーグで再度サンガと対戦。
この試合は0-1で負けてしまいました。
さすがに全国レベルになると化けの皮がはがれたというか・・・・・・。
やっぱりスキルは必要です。
スキルがあって運動量がある。
必要最低限事項でしょう。
あれから11年。
今でも、2000年度の神戸ユースが史上最弱だと思います。