相手の嫌なところを突く | M家の記憶〔プロスポーツビジネスへの挑戦〕

M家の記憶〔プロスポーツビジネスへの挑戦〕

小学生時代にお世話になった地域のサッカーチームに息子と帰還しボランティアコーチを開始。その6年後、東京ヴェルディフットサルチームのGMに就任。更に1年後、Dリーグ参戦中のSEGA SAMMY LUXの担当責任者に就任⚡️いつかサッカーの育成にフットサル導入を実現します⚽️

サッカーもフットサルもスポーツ全般的に言える事ですが試合中に相手の弱点だったり、嫌なところを突く必要があります。それは、得点を奪い相手に勝つ為です。サッカーやフットサルでは、個人対個人での駆け引きがあったり、複数名同士の場合も狙い所を定めて、ボールを奪いゴールを決める必要があります。


ジュニアサッカーチームを指導する上でそこを教えていますか?そもそもですがゴールを奪う所から逆算してトレーニング内容に落とし込んでいますか?こういう所は協力してくれる仲間で共有しとくと選手たちへの浸透が早いかと思います。


場面場面で言うと相手の裏を取れているのか?相手の視界から消える事を意識してプレーしているのか?


うちのチームで一番分かりやすい例えとして…サイドでフェイクをかけた時、最初にいた位置に戻る選手は、まず理解していません。フェイクを掛け自分のプレーエリアを拡げる訳ですがよく言われているのが『相手の背中を獲れ❗』です。背中を獲られるとDFは下がり、そのタイミングで外へ開きボールを受ければ、相手のポジションも下げてるし、攻撃側主導で対峙出来ます。


この基本的な考えを理解した上でやるのと、やらないのとでは、その後の積み上げに大きな差が生まれると思いますし、チームで何かをする(戦術など)という事が出来なくなります。選手同士の共通認識がある事で試合中のメンタルも安定してきますし、エラーが起きてしまった時の修復が可能となります。これらの準備は低学年から中学年で教え込むと良いと思います。


その先にいわゆる大人がやらせたいサッカーというモノがあるのかもしれませんが基本的に押さえとかなければいけない所(上記は一部)を理解しておかないと形だけのサッカーとなってしまい、上のカテゴリーに上がった時に苦労する事になります。


何でもそうですが『気付き』って凄く大切で他人(ひと)に言われてやるというよりは、自ら理解する事でそれ以上を作り上げる可能性を秘めています。そんな育成がチーム全体で出来るようになると未来に残せるサッカーチームへと進化していけるのかなと思います。


ボランティアチームとは言え、常に己を高めて周りに良い影響を与えられる指導者を目指しています。