逢いたいよ。
あのヒトに逢えない日は寂しくてしかたないよ。
ちょっとでいいから顔見たい、話したい、触りたい。
今までこんなに四六時中誰かの事を考えたことなんてなかった。
あのヒトは女の子全般に優しい。
しかも触りたがり。
他の女の子とじゃれてるのを見るとあたしは泣きそうになる。
あたしってこんなにヤキモチ焼きだったっけ?
あのヒトはすぐあたしの髪を触る。
だからあのヒトに逢える日は、念入りに髪ケアするんだよ。
服だってメイクだって。
いちばん可愛いあたしを見てもらいたいから。
ねぇ、次はいつ逢えるかなぁ?
今日はあのヒトと一緒のシフト
仕事中、あのヒトに「なにニコニコしてるの?なんかいい事でもあった?」
って聞かれた。
「ううん、別に?」
あなたと一緒に居られるから嬉しくてしかたないんだよ、なんて内緒だけれど。
めいっぱい背伸びして、高い所に荷物を仕舞っていたら。
あのヒトが
「そんなの俺に言ったらやってあげるのに」
って。
何気なく言った言葉に違いないけれど。
あたしはすごく嬉しかった。
