これはアドベントカレンダーの21日目です。

 

 

はじめまして、2019年入社予定の渡邉です。

現在編集部でインターンをしています。

 

12月も後半に入り、本格的に寒くなってきました

さて、いきなりですが皆さんは最近、和菓子を食べていますか?

クリスマスケーキも良いですが、冬にぴったりな和菓子も知りたくありませんか?

 

AdventCalendarでは何について書こうか迷いましたが、私はあんこが大好きなので、あえてこの時期に和菓子の魅力についてご紹介させていただきます!

息抜きがてら軽い気持ちで読んでいただければと思います・・・・・・

 

 

 

はじめに

和菓子は大きく3つに分類されます。

1つ目が生菓子、2つ目が干菓子、3つ目が上生菓子です。

私がおすすめしたいのは3つ目の上生菓子です。

上生菓子とは、しっかりとして食べ応えのある、かつ口当たりが滑らかで味わい深い風味を備えた和菓子のことで、古くから、茶席では濃茶とセットのお菓子として登場してきました。

具体的には、煉り切り、羊羹、こなし、求肥のことを指します。

 

 

 

上生菓子を楽しむ秘訣「菓銘」とは

上生菓子をより楽しむために1つだけ知っておいてほしいことがあります。

それは「菓銘」というものです。

菓銘という言葉を聞いたことがありますか?

菓銘とは、お菓子のテーマのようなもので、短歌や俳句、花鳥風月、地域の歴史や名所に由来しています。

たとえば、秋につくられる柿の形をした煉り切りに「初ちぎり」という菓銘が付けられることがあります。これは、江戸中期の俳人である加賀の千代女が詠んだ、次のような俳句から付けられた菓銘です。

 

 渋かろか 知らねど柿の 初ちぎり

 

柿が渋いか甘いかは見た目ではわからない、実際に食べてみて初めてわかるということに、結婚前の不安な気持ちを重ねています。単に和菓子を食べることだけではなく、菓銘を知ることで、和菓子の趣もぐっと深まります。(全国和菓子協会HPより)

これを少し知っておくだけで上生菓子の楽しみ方が広がりますので「へー、そうなのか」程度で構いませんので、頭の片隅に置いていていただけると嬉しいです。

 

他にも・・

 

https://www.shunkado.co.jp/info/2018/12/12_3.php

「冬木立」

季節も冬本番となり、落葉した木々が立ち並んでいる様が思い浮かびます。

そんな冬枯れの木々に雪が降り積もる冬の情景を、虎豆鹿の子と焼煉り切りにて表現し、氷餅にて雪をイメージして作られています。

 

 

最近は洋風のものもあります。

http://www.tamachi-baigetsu.co.jp/confectionery/cha.htm

これはすべて和菓子で作られた和菓子のデコレーションケーキです。

雪だるまやサンタのブーツなどの上生菓子がのっていて、一目でクリスマスをモチーフにしていることがわかります。

 

このように季節によってさまざまな和菓子が登場しています。

少し興味が湧いてきましたか?

 

 

 

和菓子の新顔?「ネオ和菓子」とは

実は「あんこは苦手だな」という方もいるかと思います。でも、大丈夫。そんな方にも食べてみたいと思うような和菓子があります。

 

それは「ネオ和菓子」です。

 

ネオ和菓子とは和のものと洋のものが掛け合わされた進化系の和菓子のことです。

クリーム大福を想像してもらえると分かりやすいかもしれません。

最近の和菓子はとっても進化していて、見た目も可愛いお菓子が多くあります。味ももちろん美味しくて、中にはお茶だけではなくコーヒーに合う和菓子もあるんです。

 

私のおすすめは、MACCHA HOUSE抹茶館の「宇治抹茶ティラミス」

 

https://www.travel.co.jp/guide/article/26598/

かわいい升に入ったフォトジェニックなティラミスで、京都の老舗「森半」の抹茶を使用しています。

抹茶とマスカルポーネチーズの相性がばっちりです。

 

見た目も楽しめるスイーツ、女性の皆さんいかがでしょうか?

 

 

 

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、仕事の息抜きや自分へのご褒美などにお気に入りの和菓子を見つけて楽しんでみてはいかがでしょう?

甘いものでココロもおなかも満たされちゃいましょう♪