小さい頃は「読書」というものが苦手でして、高校の時まで年に1、2冊ぐらいしか本を読まなかった。そうは言っても「五体不満足」のように人生のシフトを大きく変える本との出合いもあったりしている。他にも中学の時は猿岩石日記を授業中に読んでいて先生に怒られたことがありましたな。


それと「書く」と言うことも非常に苦手で、小学校の頃は400字の原稿用紙を埋めるという作業が何よりも苦痛でありました。そんな私ですが、大学に入ってからは読書量が比較にならないくらいに増えた上に、「書く」ということもブログなどのおかげで増えたわけです。既にここまで書くのに、200字ぐらいなので、小学校の時分の自分が見たら驚くことでしょう。


よくよく考えてみると大学に入ってから読んでいる本がビジネス書だったりの実学書ばかりでして、高校までってこういう本という読むことがあまりない(そもそも存在すら知らない)。どうも、本を読むのが苦手だったのではなく、小説などの物語を読むのが苦手らしいです。


一時期はビジネス書、特に小難しいような本を好き好んで読んでいたんですが、最近は読書量はその頃に比べると少なくなったし、ビジネス書的なビジネス書(ビジネスプランなんりゃら、とか起業なんちゃらとか、MBAなんちゃら)はほぼほぼ読まなくなった。


実はこれにはキッカケがあって、先に書いたように好き好んでソレ系の本を読んでいたのですが、非常に尊敬しているし、「すごい」と思う人がそれほど本を読んでおらず、私に「むやみやたらに本を読むな」と言われたことがキッカケです。


本と言うのは一種の麻薬のようなもので読んだだけでトンでしまう効果があり、そういうときに限って、本の内容を理解していないからだそうです。「考えて読む」をしないと思考の成長にならない。それとそういう気持ちイイ本というのは、実は中身がなかったりするとのことです。読むとしたら今の自分の仕事などに関係ない本を読むことを勧められた。それと偏りがあると思考が刺激されないそうです。それだったら、エロ本でも読んでいたほうが良いとのことだった。


実際に高校の時分に「大学の数学」とか難しい本を使っていたのですがまったく持って成績は伸びておらず、今考えると難しいことに触れて成長した気分になっていただけだたと思うわけです。勉強でさえそうであるのだから、ビジネスだったらさらにそうなのだと人を見て思う今日この頃。