今日の日中も寒さが緩みました😮
さて、今回は…
春は、冬に溜め込んでいたものを、ゆっくりと外へ出す時期。
冬は汗をかく機会が減り、代謝も落ちやすくなることで、カラダの中に余分な水分や老廃物がたまりやすくなり、冷えによってカラダの巡りが滞ると、むくみやだるさにつながります。
そして春は、気温差や環境の変化で体調が変化しやすい季節。
という事で今夜は、国際中医師から春の養生について学んでいきましょう。
🌸漢方で考える春とは
春は五臓の『肝』の働きが活発になる季節といわれます。
国際中医師いわく「この時期は気の巡りが乱れやすく、カラダの中の熱が発散されずこもってしまうと、精神的に不安定になりやすくなります。
その結果、イライラ・頭痛・目の疲れ・胃の張りなどの不調が現れやすくなります。
また、春は風邪(ふうじゃ)の影響も受けやすい季節で、風邪がカラダに侵入すると、上半身に不調が現れやすくなります。
さらに、花粉が風に乗って舞うことで、皮膚や鼻・のどなどを刺激し、花粉症の症状も現れやすくなります。
🌸春の不調を防ぐためには
春を快適に過ごすためには、季節の変化に合わせて体調を整えることが大切です。
そこで次のポイントを意識しましょう。
➜気の巡りを良くする
春の不調を防ぐには、気を滞らせないことが大切です。
気が滞ると心身の動きが重くなり、春特有の不調を感じやすくなります。
深呼吸や軽いストレッチなどカラダをゆるめる習慣を取り入れることで、気が巡りやすい状態をつくることができます。
➜肝の高ぶりを抑える
春は、環境の変化や寒暖差の影響でストレスを受け肝が高ぶりやすくなります。
肝が過度に働くと、気が上に昇り心身のバランスを崩します。
休む時間を確保したり、深呼吸をするなど気持ちを落ち着かせる習慣を取り入れることで、肝の働きを穏やかにすることができます。
➜冬にためた余分なものを排出する
冬は、カラダの中に余分な水分や老廃物がたまりやすい季節です。
そのため、春はこれらの余分なものを排出することが大切になります。
軽い運動でカラダを動かしたり、こまめに水分を摂って巡りを促したり、ぬるめのお湯に浸かってカラダを温めたりすることで、冬に溜め込んだ余分なものを排出することができます。
➜春のストレスから胃腸を守る
ストレスが続くと、胃腸の働きが低下し消化や吸収がうまくできにくくなります。
春は、胃腸に良い食事を摂り、脾の働きを守ることが大切です。
これは、脾が弱りやすい梅雨の時期の不調の予防にもつながります。
じゃがいも・かぼちゃなどのいも類や豆類、お米など、胃腸を元気にする補脾気の食材を毎日の食事に取り入れていきましょう。
🌸春の不調をサポートする食材
春は、気の巡りや自律神経のバランスが乱れやすく、ココロとカラダに不調が出やすい季節です。
春の体調に合わせた食材で、内側からやさしく整えていきましょう。
➜気の巡りを良くする食材
香りのよい食材や、辛味や酸味のある食材を取り入れることで、気の流れをスムーズに整えることができます。
ただし、摂り過ぎには注意が必要。
ご自身の体調に合わせてバランスよく取り入れることが大切です。
例えば…
・柑橘類(ゆず・レモン・オレンジ)
・春菊
・セロリ
・ミント
・ジャスミン など。
➜肝の高ぶりを抑えて整える食材
肝に良い食材は、自律神経の高ぶりを抑え、カラダの中に生まれた余分な熱を落ち着かせることで、肝の不調を整えてくれます。
血を補うもの、酸味のあるものは肝の働きをサポートします。
例えば…
・あさり
・レバー
・クコの実
・ほうれん草
・にんじん
・梅
・いちご
・黒ごま など。
酸味には、気の高ぶりを落ち着かせてくれる働きがあり、肝の高ぶりを和らげます。
ただし、春の始まりは、カラダの中の陽の気が増え始める季節なので、酸味を摂りすぎると引き締める作用が強く働き、陽の気が増えるのを妨げてしまうことがあります。
春は酸味の摂り過ぎに注意しましょう。
➜冬にためこんだ余分なものを排出して軽やかにする食材
苦味や利水作用をもつ食材は、冬にたまった余分なものを排出し、カラダを軽やかに整えてくれます。
例えば…
・菜の花
・ふきのとう
・ハトムギ
・ぜんまい
・小豆 など。
➜春のストレスから胃腸を守る食材
胃腸は『気』を生み出す源と考えられています。
胃腸はストレスの影響で弱りやすいので、消化にやさしい食材を選びましょう。
脾胃(ひい)を健やかに保つ、健脾(けんぴ)がポイントです。
例えば…
・うるち米
・ハトムギ
・じゃがいも
・かぼちゃ
・豆類
・甘酒 など。
次回は、春に起こりやすい症状と対処法について学んでいきましょう🍀
