【日本、逆転でメキシコに敗戦】 | 欧州サッカー大好き

【日本、逆転でメキシコに敗戦】


 



メキシコ 3-1 日本

1968年メキシコ大会以来のメダル獲得を目指して運命の準決勝に挑んだ関塚ジャパン。序盤に先制するも終わってみればメキシコに逆転され完敗。ここまで快進撃を続けて、ベストメンバーで挑んだわけだが、奇跡もここまで。それにしてもひどい試合だったし所詮この程度が日本の実力。

さて試合は12分、グループステージ第1節のスペイン戦、準々決勝エジプト戦でも得点を挙げた大津の豪快なミドルシュートで日本が先制。ペナルティーエリア外でからのパスを受け、右足を一閃。まぁ、このシュートは素晴らしかったけどね。

これまで同様、このまま逃げ切って勝つかと思ったけど、そんなうまいこといかなかったね。

メキシコの反撃の口火を切ったのはドス・サントスだった。しかし、ラストパスを受けたファビアンのシュートはGK権田が抑え、ペナルティーエリア内での混戦から自らが放った一撃はゴール枠を外れる。

だがその3分後、ドス・サントスの蹴ったCKがニアポストで競った永井ホルヘ・エンリケスによって後ろに流れると、ファビアンにヘディングでゴールへ流し込まれ同点に。

試合は1-1のまま、ハーフタイムへ。今大会初の失点をし、完全に崩れた日本。ここから日本はズルズルとラインを下げてしまう。そして64分、権田の軽率なプレーから失点。

ペラルタのシュートをキャッチした権田扇原にスローインしたところ、詰めていたアキノに惑わされた扇原はボールをペラルタに奪われてしまう。その挙句ペナルティーエリア前からペラルタに決められ逆転。

相手選手が扇原に近いところにいたのが見えたはず。それとも見えていなかったのか。あのシーンであのボール出しはあり得ないだろ。

これまで追い掛ける展開がなかった日本は落ち着いて攻撃をすることができず。70分にはMFのに代え、FW杉本を投入。さらに清武を下げ、宇佐美を投入。

それにしても宇佐美は何かふてくされていた感じだったな。残り7分には扇原から齋藤と手持ちの攻撃カードをすべてピッチに並べるも、パスミスやトラップミスが多すぎ。

永井はメキシコに徹底研究されていたことで機能せず。後半ロスタイム3分には終盤に入ったコルテスに右サイドからドリブル突破されダメ押しの3点目を決められ、the end。

疲労とか言ってるけど中2日と同じ条件だからな。完全にメキシコが上だった。

「このチームで負ける気がしない」「絶対に歴史を変えてみせる」「必ず金メダルを取る」・・・これら全て準決勝以前の選手達のコメント。如何に慢心してたかだな。

3位決定戦は勝って是が非でも銅は取ってもらいたわ!これで取れなかったら帰りは、なでしこはビジネスで、男子はエコノミーだろ。