【UELも予選3回戦出場チームが確定】 | 欧州サッカー大好き

【UELも予選3回戦出場チームが確定】


 



UEFAヨーロッパリーグ予選2回戦の第1戦ではいくつか波乱があったものの、第2戦は強豪チームがおおむね順当に勝利し、大会初参加の2チームと共に3回戦進出を決めた。

この日一番のドラマはアルマトイで起こった。途中退場者を出して9人に減ったローゼンボリBKが、GKダニエル・オールントのPKセーブと94分に決まったボレク・ドッカルの決勝点により、オルダバス・シムケントを辛うじて退けて勝ち抜けを果たした。

先週の第1戦で劣勢から2-2の引き分けに持ち込む予想外の健闘を見せていたカザフスタンのオルダバスは、グエイェ・マンスールのゴールで32分に先手を取り、再びローゼンボリの度肝を抜く。

ダニエル・フレドハイム・ホルムが決めて67分に追いついたローゼンボリだったが、そのままではアウェーゴール差で敗退という状況の中、77分にはシメン・バンベリが退場となってしまう。

しかし、主将アルテム・カスヤノフの蹴ったPKをGKオールントが阻止して士気を高めると、ラデ・プリカが2枚目のイエローで退場となったものの、土壇場で勝ち越しゴールを奪い、2試合合計4-3で競り勝った。

インテル・トゥルクと対戦したトウェンテも、ローゼンボリと同様、第1戦を引き分けで終えていたが、第2戦は圧勝。レロイ・フェルナセル・シャドリが2点ずつ決めたほか、フリノル・プレットが新シーズンの自身4点目を挙げ、2試合合計6-1で難なく勝ち抜けた。

同じくオランダのフィテッセは、PFCロコモティフ・プロブジフ1936との第1戦で4度リードを奪いながらも4-4の引き分けに持ち込まれていたが、第2戦は3-1と快勝して汚名返上。

一方、注目の結果を残したのは大会初参加のNDムラ05。残り14分に1-1の引き分けに持ち込み、アウェーゴール差でCSKAソフィアを退けた。

KuPSクオピオ、ビデオトン、FKゼタ、さらにSVリートもアウェーゴールで勝ち抜け。初参戦のもう1チーム、ギリシャのアステラス・トリポリスも、インテル・バクーをPK戦の末に破るという劇的な展開で予選3回戦進出を決めた。

昨季UEFAチャンピオンズリーグに出場したアポエルとビクトリア・プルゼニは、それぞれFKセニツァとメタルルギ・ルスタビを抑えて順当に勝ち抜け。

HNKハイデュク・スプリトもスコントに逆転を許さず、インテルとの予選3回戦行きを決めた。さらにNKスラベン・コプリブニツァもポータダウンの反撃をしのぎ、昨季準優勝のアスレティック・ビルバオと次のステージで戦うことになった。

そのほか、ダチア・キシナウとの第1戦を落としていたIFエルフスボリは、2-0と勝利して逆転突破。

ベラルーシのゴメリは、FKレノバを抑えてリヴァプールと対戦する権利を得た。またアンジ・マハチカラは、サミュエル・エトーの2得点などでブダペスト・ホンベドを2試合合計5-0と退けている。

UEL予選3回戦は8月2日と9日に行われ、勝ったチームは10日のプレーオフ組み合わせ抽選会に参加することになる。

予選3回戦の組み合わせ
アスレティック・ビルバオ vs NKスラベン・コプリブニツァ
アンジ・マハチカラ vs SBVフィテッセ
アステラス・トリポリス vs CSマリティモ
ラピド・ブカレスト vs SCヘーレンフェーン
ルフ・ホジュフ vs ビクトリア・プルゼニ
ACホーセンス vs IFエルフスボリ
アポエル vs オーレスンFK
インテル vs HNKハイデュク・スプリト
FKボイボディナ vs SKラピド・ウィーン
KRCヘンク vs FKアクトベ
トロムセIL vs メタルルフ・ドネツク
トウェンテ vs FKムラダー・ボレスラフ
ブネイ・エフダ・テルアビブ vs PAOK
ディラ・ゴリ vs アノルトシス・ファマグスタ
ビデオトン vs KAAヘント
AIKソルナ vs KKSレフ・ポズナニ
エスキシェヒルスポル vs オリンピック・マルセイユ
FKツルベナ・ズベズダ vs ACオモニア
FKサラエボ vs FKゼタ
VfBアドミラ・バッカー・メドリング vs ACスパルタ・プラハ
カルマルFF vs BSCヤングボーイズ
ダンディー・ユナイテッド vs ディナモ・モスクワ
アルセナル・キエフ vs NDムラ05
ブルサスポル vs KuPSクオピオ
ステアウア・ブカレスト vs スパルタク・トルナバ
ゴメリ vs リヴァプール
SVリート vs レギア・ワルシャワ
セント・パトリックス・アスレティック vs ハノーファー96
セルベッテ vs ローゼンボリBK