【マドリード勝利もバルサ圧勝で優勝は持ち越し】 | 欧州サッカー大好き

【マドリード勝利もバルサ圧勝で優勝は持ち越し】


 



29日のリーガ・エスパニョーラ第36節は、首位レアル・マドリードがセビージャを3-0で下すも、2位バルセロナも勝利したため、マドリードの優勝は次節に持ち越し。

前節にバルサとの“クラシコ”を制し、4年ぶりのリーガ制覇をほぼ手中に収めたマドリードは19分、ベンゼマのアシストを受けたクリスティアーノ・ロナウドが、左足でシュートを打つと見せて内側へ切り返し、相手のスライディングをかわして今季43得点目となるゴールを決めて先制。

追加点を狙ったロナウドのFKはポストに阻まれたものの、後半に入ると3分後にベンゼマディ・マリアからのクロスに合わせ、ファーポスト付近からノーマークでヘディングシュートを決め2点目。

その4分後、ベンゼマは敵陣奥深くへ入り込んだセルヒオ・ラモスのクロスからダイビングヘッドで加点し、マドリードの勝利を締めくくった。

ベンゼマはこの日の2得点で今季リーグ20点目とし、、ロナウドイグアインベンゼマの3選手が20得点以上をマーク。1クラブで3選手が20得点以上を記録したのはリーガでは史上初!

その後、行われた試合で2位バルサが敗れれば、その時点でマドリードの優勝が決まったはずが、敵地でラージョと対戦したバルサはメッシの2得点2アシストの活躍などで7-0と圧勝・・・

グアルディオラ監督の今季限りでの退任が発表される中、逆転優勝なんかありえないのに悪あがきというか、意地をみせた勝利か。

残り3節となり、マドリードとバルサの勝ち点差は7。5月2日、延期されていた第20節のアスレティック・ビルバオ戦でマドリードは勝てばバルサの結果に関係なく、自力での4シーズンぶり32回目のリーガ制覇が決定だ。

得点王争もメッシが一歩も譲らねぇし!ロナウドが4戦連発の今季43点目を挙げ、リーガの1シーズン最多得点記録をさらに更新するも、メッシも2ゴールを決めてロナウドに並びやがった。残り3試合で、メッシを突き放してほしいね!

そのほか、混戦となっているUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いでは、4位マラガが前半に挙げた1点を守り抜き、ホームで3位バレンシアを1-0で下し、勝ち点55でバレンシアに並び、5位UDレバンテとの勝ち点3差をキープ。

レアル・サラゴサはアスレティック・ビルバオを下し、降格圏に対する勝ち点4のリードをキープ。

5月9日のUEFAヨーロッパリーグ決勝でアスレティックと戦うアトレティコ・マドリードは、後半ロスタイム4分に生まれたファルカオの同点ゴールでレアル・ベティスとのアウェー戦を引き分けに持ち込んだ。辛うじて勝ち点1を獲得し、アスレティックをかわして5位に浮上。