そんな言葉から全ては始まりました。
一昨年の秋頃にマフラー製作でお世話になっているDFノリーズさんにステンレス製マフラー製作をお願いしましたが、そう言って断わられました。
ならば、新型マフラーをとお願いしましたが、そちらも断わられました。
ヤフオクでXR100モタード用のチタン製エキパイを買ってレースで自己ベストを叩き出してちょっと反抗してみせたり。翌年はST100を休止してHRCトロフィーに出たり。
ようやく重い腰を上げてくれて新型マフラーができましたが、スチール製だったので受け取り拒否wダウンタイプで新型作れって言ったくせに受け取り拒否とは酷い奴です。
あくまで素材はステンレス製にこだわりたかったので貫き通しました。
これで最後…
ダメなら他で買う！と思いを秘めて最後の説得へ。大ゲンカになりましたが、「速く走る事も勿論だが、見た目にも拘りたい！」の思いが通じ、ようやくステンレスマフラーの製作を快諾してくださったのが今年の春。
その後、待てど暮らせど「今やってるから！」と口先だけ(今思えば口先だけでなかった)の返事で不信感…。
やる気があるんだったらさっさとステンレスパイプ曲げて繋げてペペッと溶接して作れば良いじゃんか！
春が過ぎ、夏が過ぎ、気づけば今年もあと2レース。もう待てん！と自分の中では諦めた9月後半、やっとDFノリーズのステンレス製マフラーは完成しました。
なぜもっと早くできなかったのか？
受け取りに指定された日に半ばキレ気味で製作の理由を尋ねてみました。
スチールに拘っていた男の拘り…
部品調達…
ステンレス溶接技術…
それ以外の仕事の段取り…
自分のような素人ではとても想像できないような苦労があったようでした。
スチールを溶接する要領でペペッと溶接できるような代物ではなかったようです…
話を聞いてから受け取ったその箱は、とても重かったです。
鉄に拘った男の意志を曲げて作ってもらったステンレス製マフラー。
DFノリーズ製 ショックカノンGV ステンレス＋カーボン(DFノリーズ 4ストでは初のカーボンサイレンサー)
チーム員サポート価格設定無しの特注品です(涙
詳細は後日