ツッタニブログ

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エンジョイミニバイクレーサー ツッタニのブログ

皆様こんにちは。



2026.3.29


もてぎショートコース選手権に参戦するため、モビリティリゾートもてぎ 北ショートコースに行って来ました。


もてぎショートコース選手権に参戦するのは久しぶりです(前回はいつだったっけ?)。

今シーズンは秋にモビリティリゾートもてぎ国際コースで開催されるモトフェスティバルに参加する予定で2年ぶりに北ショートコースライセンスを再取得したので、便乗参戦というかたちになりました。


久しぶりの参戦になりましたが事前練習は無し。

レース前日に参加者向けの特別スポーツ走行があるので、15分×3本走行してファイナルと燃調のセット出し。

茂木は標高が高く、関東のサーキットに比べて燃調がシビアに感じました。



レース当日


前日土曜日より湿度が高め


もてぎショートコース選手権は土曜日にレース前車検と参加受付が出来るので、済ませてしまえば朝はゆっくりです。

予選は20分間のクラス別走行枠が5分経過した時点で日章旗が降られてタイムアタック開始になります。
HRC GROM Cupはタイヤ使用制限があり、予選から決勝まで1セットしか使用出来ないので、決勝に向けてどのタイミングでコースインするかが勝負の駆け引きになります。


位置取りに失敗して

予選4番手


決勝はお昼頃スタート


1列目4番手からスタートしてホールショットを狙うも盛大にフロント浮かせてしまい、スタート失敗…


1周目は3番手で通過し、レース中盤にはトップに浮上します。


トップに立ってからそのまま逃げ切る予定でしたがペースを上げられず…

レース終盤に2番手になり、ラスト2周で勝負を仕掛けましたが届かず…


2位でチェッカーとなりました。




今回のレースは、いくつもの要因が積み重なった“総合的な準備不足”が敗因だったと考えられます。

まず大きいのは、数年ぶりのモテ北、もてぎショートコース選手権という環境に対して、自身の都合で前日練習の15分×3本のみだった点です。
しかもその中で転倒寸前の場面もあり、攻め切ったデータ取りやセットの詰め込みができないまま本番を迎える形となりました。
コースへの再適応とマシンセットの両面で、明らかに時間が不足していました。

加えて、スプロケットのセットアップが最後までハマらなかったことも大きな要因です。
車速の伸び悩みはここに直結しており、レース終盤の「逃げ切り」に必要な絶対的な伸びが不足していました。

さらに、自社製の空燃比計の数値が安定せず、セッティングの判断軸が曖昧になったことも痛手でした。
特にライダー自身が感覚頼りになりにくい状況では数値の信頼性が重要になりますが、それが機能しなかったことで適正な空燃比に辿り着けず、結果としてパワーの出方にも影響が出たと考えられます。

フィジカル面でも、減量に失敗し過去最大の体重での参戦となったことで、加速・最高速ともに不利な条件でした。小排気量クラスでは特にこの影響は大きく、積み重なったロスがレース展開に響いています。

レース運びに目を向けると、予選では位置取りのミスにより4位スタートとなり、スタートも決めきれずホールショットを逃す展開。
1周目4番手から冷静に挽回し、6周目にはトップに立つレース運び自体は良かったものの、「逃げるためのパッケージ」が不足していたのが実情です。

実際、トップ浮上後も車速が伸びず、苦し紛れにマップを変更するも逆効果となり即座に戻す判断を強いられました。このあたりも事前の詰め不足が露呈した部分です。

そして勝負どころとなるラスト2周。トップを奪われた後の「ここで仕掛ける」という場面でミスが出てしまい、反撃の一手を打てずに終戦。
最終ラップでレース中の自己ベストタイムを記録していることからも、ポテンシャル自体はあったものの、それを“勝負どころで出し切る準備”が足りなかったと言えます。

総括すると、
・コース適応不足(走行時間不足)
・セットアップ未完成(スプロケ/燃調)
・フィジカルコンディション不良(体重増)
・レース運びの初動ミス(予選/スタート)
これらが複合的に絡み合い、「勝てる流れを作りながらも勝ち切れなかったレース」でした。

逆に言えば、最終ラップでファステストを出せている時点でスピードの裏付けはあり、課題は非常に明確です。
事前準備とセッティングの精度を高めれば、次戦での勝利は十分に狙える内容だったと言えます。


また今回は事前に入手していた市販グロムのエンジンを搭載していました。

※HRC GROM Cupレギュレーションに対応できるように各部を見直してあります。


クランクケースにクランク角センサー付きの遅いと言われているエンジンです。

燃調が詰め切れずポテンシャルを引き出す事は出来ませんでしたが、燃調次第では充分レースでも使用出来るのではないかと思います。


次回までには今回詰めきれなかった部分を見直し、万全の体制で戦えるようにしっかり準備したいと思います。



レース前日の夜に那須烏山のレストラン•スライヴィーヴスで食べたカツレツ定食


「カツ」は足りていましたが、やはりトンカツじゃないと勝てないか笑




YouTube ツッタニチャンネル

もてぎショートコース選手権 第1戦

HRC GROMに街乗りグロムエンジンを載せて参戦してみました


よろしければご視聴ください。

皆様こんにちは。




HRC GROMサーキット走行でのデータ管理において、弊社で手軽なデータロガーとしておすすめしているのが「Drogger」です。


・ラップタイム表示

・走行中の速度表示

・走行ログの記録(後からスマホ等で見返し可能といった基本機能に加え

・外気温

・油温

・サスペンションストローク

・空燃比(A/F)

など

センサーや機器を追加することで表示・記録が可能となり、車両セッティングの精度向上に大きく貢献します。



一方でDroggerは導入時の取り付けや初期設定が煩雑なのも事実です。

その点はTSU GARAGEにてDroggerと空燃比計の取り付けの場合は確実にセットアップいたしますのでご安心ください。



導入方法としては

Drogger+空燃比計をまとめて導入する場合

→「モリワキ ドロガーキット SPEC2」(高額ですがトータルパッケージ)


すでにDroggerをお持ちで空燃比計を追加する場合

→「ヨシムラ PRO-GRESS3 ワイドバンドA/Fメーター」(46,200円)

※ 現在、日本国内で最も安定供給されている二輪車用空燃比計は「ヨシムラPRO-GRESS3 ワイドバンドA/Fメーター」かと思います。


近年はAFセンサーボス付きマフラーも増えておりますが、未装着の場合でもAFセンサーボスの追加加工・取付けも対応可能です。



施工事例


今回の事例では、お客様お持ち込みのDroggerに対し「ヨシムラ PRO-GRESS3 ワイドバンドA/Fメーター」と接続配線一式を弊社にて手配・取付けいたしました。


なお、ヨシムラ製A/Fメーター本体はお客様のご要望によりカウル裏へ設置。


空燃比データはDroggerを通じてスマートフォンで確認可能なため、視認性・機能ともに問題ない仕様となっております。


データを「見る」ことで、走りもセッティングも確実に変わります。

導入をご検討の際は、ぜひご相談ください。


TSU GARAGEのホームページ



Droggerと空燃比計が導入された車両におきましては、TSU GARAGEでは空燃比の最適化を目指す「空燃比最適化サポートプログラム」を行っております。

お客様のサーキット走行に同行し、走行データから車両に合った燃調マップ作成•修正を行います。


HRC GROMのJC75とJC92をメインに数多くのお客様のサポートをさせていただき

•アクセルのつきが良くなった

•全体的に出力が安定した

•最高速度がアップした

•自己ベストタイムを更新した

等、ご好評をいただいております。


先日はモビリティリゾートもてぎにて、全日本JGP3に参戦される大澤選手のNSF250の燃調を体験させていただきました。


HRCのDATA SETTING TOOLを使用し、Droggerと空燃比計が取り付けされている車両でしたら燃調サポートが可能ですのでご相談ください。



皆様こんにちは。




2026年3月22日

レインボーモトGPに参戦する為、三重県のレインボースポーツカートコースに行って来ました。



レインボースポーツカートコースはその名の通りカートコースで2輪のレースが開催されるのは初との事でした。


前日土曜日の早朝…というか夜中に東京の自宅を出発して早朝に現地近くに到着。


刈谷ハイウェイオアシス


レインボースポーツカートコースは自身初走行。

到着早々に地元のO西さんから攻略ポイントや注意点のアドバイスをいただいて予習はバッチリ!



とにかくコースを覚える事に注力して前日練習は終了。


桑名市街まで移動して地元っぽいラーメン屋さん(居酒屋?)で夕食。



レース当日



2輪のレースは初開催との事でしたが参加台数が多くて盛り上がっていました。


今回、参戦だけでなく、TSU GARAGEとしてブースを出展させていただきました。




レースの方は


GROMクラスは15台と大盛況キラキラ


予選11位

決勝5位


1周目から波乱があり、サバイバルレースになりましたが無事生き残って笑

5位でした。


レース中に自己ベストタイムも更新キラキラ


YouTube ツッタニチャンネル

Rainbow MOTO GP Round.1

グロムクラス決勝


グロムクラス決勝をノーカットで収録。

チャンネル登録者数1000名越えの記念すべき動画になっていますので、よろしければご視聴ください。


三連休の最終日という事で混雑しそうでしたので早々に帰路へ。


岡崎サービスエリアの矢場とんでヒレカツ定食をいただきました。




3週連続レースの1発目は無事完走。

モテ北、明智とレースが続くので体調を整ってしっかり準備したいと思います。

皆様こんにちは。



2026.3.26

全日本ロードレース選手権シリーズPRE-TEST "Round ZERO"のお手伝いでモビリティリゾートもてぎに行って来ました。



全日本ロードレース選手権のJGP3にスポット参戦する大澤一欽選手のお手伝いです。


NSF250の燃調の勉強をさせていただきたいと無理を言ってお願いしましたが快諾してくださいました。




ちゃっかりTSU GARAGEもアピール笑


あいにくの雨でしたが快走する大澤選手


おじゃまにならないようにNSF250の燃調マップを見させていただきました。



NSF250はHRC GROMと同じHRC DATA SETTING TOOLを使用しているので手順が分かれば接続は問題なく出来ました。

セットアップメニューはHRC GROMより多いですが、燃調はほぼ同じ。

要領が掴めればTSU GARAGEでも充分調整可能です。



燃調とは?

それは単に「走るかどうか」ではなく、

“勝てるかどうか”を左右する非常に重要な要素です。


STDマップ(0マップ)でも問題なく走行は可能であり、エンジンを壊すようなことも基本的にはありません。


また最近では、サービスショップ様の推奨マップがあらかじめインストールされた状態で出荷されるケースも増えており、スタートとしては十分な状態と言えます。


しかしながら——

本当にその状態が「最適」と言えるでしょうか。


気温、湿度、気圧といった環境の変化に加え、

ライダーの操作、走行するコース、使用状況によってエンジンが求める燃調は常に変化します。


つまり、燃調には“これが正解”という固定されたものはなく、その時々に応じた最適化が必要となります。


わずかなズレであっても

加速の鋭さや伸びに影響を及ぼし

結果としてラップタイムや順位に直結することも少なくありません。


「問題なく走る状態」と

「最大限の性能を発揮する状態」には

明確な差があります。


TSU GARAGEでは

お客様一人ひとりの車両や使用環境に合わせ、

最適な燃調セッティングのご提案・サポートを行っております。


現状に違和感をお持ちの方

さらなるパフォーマンス向上をお求めの方

ぜひ一度ご相談ください。



NSF250 燃調セッティング

対象車両:HRC DATA SETTING TOOLを使用しDroggerと空燃比計を装着している車両

作業の流れ:事前に走行データをいただいて燃調マップを作成。ご予約当日に作成した燃調マップをインストールして走行。

燃調マップ熟成に3枠程度の走行が必須。

走行毎に燃調変更とミーティング。

費用:燃調セットに1日を要する為、要相談


地方戦からJGP3まで、ご依頼お待ちしております。





走行の合間にピットウォークにも参加させていただきました。



噂のカエル様を着用してご満悦のTSU笑



大澤選手、ありがとうございました。

56歳ルーキーオブザイヤー、期待しておりますキラキラ



帰りにモビリティリゾートもてぎの敷地内にある北ショートコースを視察。



3月29日に開催されるもてぎ北ショートコース選手権に参加するので2日後にまた戻って来ます。



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皆様こんにちは。



前回ブログの

HRC GROMに市販グロムのクランク角センサー付きエンジンは載るのか?の続編です。



搭載自体は同型フレームなので全く問題無しですが、2023年式以降の市販グロムにはクランクセンサーが付いているのと、フライホイールとステーターCOMPが異なるので簡単にはエンジンはかからないよ〜という件でした。

市販グロムエンジンはクランクセンサーは残し、HRC GROMのフライホイールとステーターCOMPを移植してエンジンは無事かかりました。



ただ、実走してみたらFIのエラーが出てしまったなどのGROMあるあるのトラブルが発生しないとも言い切れなかったので、サーキットに行って走行してきました。




15分を4本走行しましたがFI系のトラブルは一切無し。

2023年式以降のエンジンは遅いと噂でしたが、先日開催された関東ロードミニ選手権時の自己ベストタイムを上回ったので遅くもないという、ダブルでhappyな結果となりました。


自社製品空燃比計のテストも良好だったのでトリプルhappyだったかも!


市販グロムエンジンの方はレーススペックで走らせてみたらどうなのか?というのも気になりますが、遅いけど耐久性が高いエンジンと聞いているので練習用として酷使したいと思います。



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