ツッタニブログ

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エンジョイミニバイクレーサー ツッタニのブログ

皆様こんにちは。



前回ブログの

HRC GROMに市販グロムのクランク角センサー付きエンジンは載るのか?の続編です。



搭載自体は同型フレームなので全く問題無しですが、2023年式以降の市販グロムにはクランクセンサーが付いているのと、フライホイールとステーターCOMPが異なるので簡単にはエンジンはかからないよ〜という件でした。

市販グロムエンジンはクランクセンサーは残し、HRC GROMのフライホイールとステーターCOMPを移植してエンジンは無事かかりました。



ただ、実走してみたらFIのエラーが出てしまったなどのGROMあるあるのトラブルが発生しないとも言い切れなかったので、サーキットに行って走行してきました。




15分を4本走行しましたがFI系のトラブルは一切無し。

2023年式以降のエンジンは遅いと噂でしたが、先日開催された関東ロードミニ選手権時の自己ベストタイムを上回ったので遅くもないという、ダブルでhappyな結果となりました。


自社製品空燃比計のテストも良好だったのでトリプルhappyだったかも!


市販グロムエンジンの方はレーススペックで走らせてみたらどうなのか?というのも気になりますが、遅いけど耐久性が高いエンジンと聞いているので練習用として酷使したいと思います。



TSU GARAGEのホームページ


皆様こんにちは。



今回のテーマはHRC GROMに市販車グロム JC-92後期エンジンは載るか?です。


同じGROM系エンジンとはいえ、HRC GROM用エンジンと市販車グロム用エンジンでは年式によって細かな仕様変更が行われています。

そのため、フレームの形状が共通でも単純な載せ替えではエンジンが始動しないケースがあります。



◾️HRC GROMエンジンと市販車グロム後期エンジンの違い

主な違いは以下の通りです。


内部仕様の違い

•クランクの変更

•左クランクケースの変更

•オイルラインの変更


外観で確認出来る違い

•クランク角センサーの追加(エンジンNo.51〜以降)

•フライホイールCOMPの違い

•ステーターCOMPの違い

※マニアックな方の調査でクランク角センサーは2023年式から追加されているようです。


この変更により

•ハーネス接続の配線構成が異なる

•ポン付けでは点火信号が成立しない

つまり

単純なエンジンスワップだけではエンジンは始動しません。



◾️HRC GROM後期車両のエンジン仕様

今回検証した車両

HRC GROM JC92後期モデル


ここで少しややこしいポイントがあります。

HRC GROMは後期モデルの車体でもジェネレータ系統は前期仕様になっています。

具体的には

•フライホイール→前期仕様

•ステーターCOMP→前期仕様

※クランクケースについては未確認



◾️HRC GROM Cupのレギュレーション

GROM JC-92の前期と後期で外装のデザインが大きく変更されています。

しかし内部部品は基本的な相互性があります。

ただし、レギュレーションには記載されていませんが、エンジンに関しては年式違いをエンジン番号で管理し年式違いの換装は認められず、後期車体に前期エンジンといった組合せは基本的にはNGとされているようです…

正直なところ、聞かなければグレーだった部分を問い合わせてしまった事で完全に白黒ついてしまったように思われます…



◾️リペアエンジン問題

現行のHRC GROMで使用出来るエンジンはJC-92のNo.52〜以降になります。

後期エンジンの仕様

•クランク角センサー付き

•後期ジェネレータ配線

つまり

HRC GROMの前期ジェネレータ仕様とは相互性がありません。そのため、何らかの方法で点火信号を成立させる必要があります。



◾️考えられる対策

•フライホイール交換

•ステーターCOMP交換

•ジェネレータカバー交換

•前期ジェネレーター一式移植

理想としてはフライホイール+ステーター交換だけで対応ですが、問題になるのは回転検出方法です。



◾️回転検出方式の違い

後期エンジンはクランク角センサー方式。

後期エンジンはフライホイールのピックアップ信号方式の為。

•フライホイール

•ステーター

•ピックアップ位置

この3点が一致しないと点火が成立しません。



◾️検証情報

いくつかの情報ではフライホイールとステーターの組み合わせの移植のみでエンジンは始動するという話がありました。


以上の情報を元にまずはジェネレータカバーを外して確認してみました。


HRC GROM 後期


市販グロム 後期


フライホイールの形状に目に見える違いがありました。


ステーターCOMPの配線が異なります。


HRC GROM後期


市販グロム 後期


違いがハッキリしたのでHRC GROMのステーターCOMPとフライホイールを市販グロムエンジンに移植。

※フライホイールの取り外しには特殊工具が必要です。


ジェネレータカバーごとステーターCOMPを入れ替えてニコイチエンジンが完成です。


HRC GROMにはO2センサーが無いので市販グロムのO2センサーは取り外します。


O2センサーを取り外した箇所はHRC部品のプラグで塞ぎます。



車両に換装



入手した後期エンジンにはOVER Racing製のオイルフィルターカバーが付いていました。

このエンジンはレースでは使用しないので目印として残しておきます。



クランク角センサーは除去せず、絶縁テープで防水処理をして残してあります。


オイルフィラーキャップ、オイルドレンボルトをワイヤーロックして完成です。

無事にエンジンはかかっていますキラキラ




◾️まとめ

現時点で確実な対策

•クランク角センサーの絶縁処理

•前期フライホイールCOMP移植

•前期ステーターCOMP移植

つまり、前期型ジェネレーター一式移植になります。

既に換装された方がいらっしゃり、FIの不具合も出ていなそうですので信頼性はありますが、TSU GARAGEでも実走して検証したいと思います。


HRC GROMは一見シンプルなワンメイクレーサーですが市販グロムとの仕様差は意外と多く、この様な問題が発生します。

今後もTSU GARAGEでは実際の整備•検証から得られた情報を共有していきたいと思います。


HRC GROMの「困った」はTSU GARAGEにご相談ください。


TSU GARAGEのホームページ


今回の検証はHRC GROMのみ共有出来る情報のため、市販グロムには適合しません。

市販グロムの場合はクランクセンサーの有無によるハーネスの違いがあり、エンジンを換装する場合はハーネスも換装が必要になり経費がかかりますのでお勧めしません。

皆様こんにちは。



3月に入りましたが寒暖差が激しいです。

寒いのは苦手ですので早く暖かくなって欲しい…


GROMフロントフォークOHのご紹介



埼玉県T様


GROM JC-92

車両預かりでフロントフォークとリヤスプリング交換のご依頼。


フロントフォークはspeedHeart製のフォークオイルを使用したプラン3でオーバーホールです。


キタコ製フォークスプリングSPEC2 5.5N

キタコ製イニシャルアジャスター


オーバーホール時のスプリング交換、イニシャルアジャスター追加の工賃は無料です。


キタコ製フォークスプリングの従来品は組む際にフォークスプリングの全長の関係で初期イニシャルが掛かってしまいますが、SPEC2は全長が従来品より短く設定されているため、付属カラーを調整する事で初期イニシャルが0〜15mmまで選択出来るようになっています。

キタコ製イニシャルアジャスターも合わせて追加する事によってフロントフォークセッティングの幅が広がります。

スプリングレートも5.0Nから6.5Nまで0.5N刻みで選択出来ます。



フォークオイルはspeedHeart製のフォークオイル、リバーレRRのF-000とF-150をお客様お好みの粘度にブレンドして給油しました。

#10(動粘度33.5)から#40(動粘度130)までブレンドが可能です。


HRC GROM Cupではお馴染みのkicks製リヤスプリング。スプリングレートはお客様と相談して13.8kgをチョイス。


kicks製品のご注文、取り付けはTSU GARAGEでウインク


プリロードアジャスター付きですのでアジャスターレンチを使用して硬さを調整できます。



東京都K様


GROM JC-92

フォーク単体でお持ち込みのご依頼。


オーバーホール•プラン3で定番のキタコフォークスプリングとイニシャルアジャスター組み込み


キタコイニシャルアジャスターはホイールとアクスルシャフトを外して、ボトムチューブの下側がマイナスドライバーでイニシャルが掛けられる仕組みです。


フォークトップボルト(トップキャップ)は武川製。

オーバーホール時の取り付け工賃は無料です。


カッコよく仕上がりましたキラキラ




TSU GARAGEのGROM系フロントフォークオーバーホールは5つのプランから選択出来ます。


フロントフォークオーバーホール•プラン1

フロントフォーク分解/洗浄/点検/組込み

11,000円


フロントフォークオーバーホール•プラン2

プラン1+お客様持ち込みフォークオイル給油/エア抜き/油面調整

13,200円


フロントフォークオーバーホール•プラン3

プラン1+speedHeart製フォークオイル給油/エア抜き/油面調整

15,400円

※フォークオイル代金込み


フロントフォークオーバーホール•プラン4

プラン2+純正フォークオイルシール交換

20,900円

※純正フォークオイルシール代金込み


フロントフォークオーバーホール•プラン5

プラン3+純正フォークオイルシール交換

23,100円

※純正フォークオイルシール代金込み


詳しくはコチラから



TSU GARAGEのホームページ



TSU GARAGE

3月営業カレンダー


定休日:毎週月曜日

練習日:毎週土曜日

※お仕事のご依頼を優先しますので予定が変更になる場合があります。


TSU GARAGEのチラシを作ってみました。


皆様こんにちは。


2026.2.28
埼玉県さいたま市岩槻区のレーシングショップ行ってきました。

用事がてら久しぶりのJリーグ観戦。




※埼玉スタジアム2002は埼玉県さいたま市見沼区

Jリーグ 2026/2027秋春制以降に伴うハーフシーズンの明治安田J1百年構想リーグの第4節


浦和レッズホーム開幕戦
浦和レッズvs鹿島アントラーズ

この対戦カードは毎度盛り上がる。


浦和レッズ公式マスコット レディア



フードフェスのようなREDSグルメワンダーランド


ケバブサンドとロングポテトを頂きました。



来場者に配布された熱狂開幕ブランケット


リーグ開幕記念キャンペーンでキャプテン翼、ブルーロック、アオアシのコラボデザインのブランケット。


試合開始2時間前にスタジアム入り


毎戦観戦しているコアサポな長男に南側自由席を案内してもらいましたが、前から4列目の良席キラキラ

コアサポな長男は北ゴール裏へと消えて行きました。


試合の方は強風(狂風‼︎)吹き荒れる中、キックオフ。
浦和レッズが2025年シーズンのチャンピオンチーム、鹿島アントラーズを相手に2点先制!(ここまでは凄く良かった!)
追い風の前半のうちに勝負を決めて欲しかったけどハンドによるPKで失点してハーフタイムへ。

GK西川選手のフィールドキック、ゴール前のクリアボールも押し戻されるくらいの向かい風の後半に2失点してホーム開幕戦は敗戦…




負けはしたけど、素晴らしい雰囲気を作ったサポーター、最後まで諦めなかった両イレブンに乾杯🍜



山岡家さいたま宮前店

特製味噌ネギチャーシュー



皆様こんにちは。



2026年2月22日

関東ロードミニ選手権に参戦してきました。



2026年も引き続き年間エントリーですが指定パドックは取れず、時間と労力を使ってピットロード最先端をゲット。



レース前の公式音量検査では5,300rpmで93dbでしたので余裕を持ってクリア。


車両車検、選手受付、ブリーフィングを経てフリー走行へ。


#36 TSU GARAGE+speedHeart



今回はHRC GROM Cupに加えて、モデレードグロムカップにも参戦。


モデレードグロムカップは2025年までの桶川グロムカップからタイム制限を無くし、EXPとMIDにクラス分けをしてシリーズ表彰有りになった2026年シーズンから新設されたクラスです。

HRC GROM Cupからタイヤメーカー縛りと音量上限を外した程度のレギュレーションですのでHRC GROM CupとのWエントリーも可能です。


今回、HRC GROM Cupはダンロップタイヤ、モデレードグロムカップはブリジストンタイヤに分けたので朝フリー走行から予選、決勝まで毎走行後に前後タイヤを入れ替える苦行(笑)をこなしながらになりましたのでバタバタでした。




モデレードグロムカップEXP

予選5位

決勝1位


HRC GROM Cup

予選8位

決勝7位




モデレードグロムカップは5番手からスタートしてオープニングラップは3番手で通過。

減量失敗でバイクが走らず汗

トップグループから離されましたが、最終ラップ最終ヘアピンでアクシデントがあり棚ぼたで優勝笑



関東ロードミニ選手権では過去にGROM4、GROM5での初代ウイナーでしたが、モデレードグロムカップでも初代ウイナーとなり三冠達成キラキラ


Wエントリーで身体は疲れましたがエンジンはタレずに最後まで走ってくれました。


今シーズンもHRC GROMにはspeedHeart製のエンジンオイルを使用しています。

speedHeart リバーレRR 5w-30


レスポンスを究極まで高めてマシン性能向上を追求し、現場主義から誕生したストリートからレースまで使用できるエンジンオイルです。



TSU GARAGEを立ち上げてから初めての優勝になり、ガレージに優勝トロフィーを持ち帰る事が出来ました。


TSU GARAGE創設以来取り組んできた

•サスペンションセッティングの最適化

•燃調セッティングの制度向上

•レースを前提としたトータルマシンメイク

その積み重ねが結果として形になりました。


今回の優勝で得たノウハウは今後のセッティングサービスへ確実に反映していきます。


☑️これからレースに参戦したい

☑️セットアップに悩んでいる

☑️HRC GROMをもっと速くしたい

☑️レースで結果を出したい


お気軽にご相談ください。

実戦で証明されたセットをご提案いたします。


TSU GARAGEホームページ