こちらがWhistlerで購入したNew Ski!!!

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ずっと欲しかったので、わくわくしてます。

過去、Big Stix、Sugar Daddyとファットスキーを履いてきて、新しいファットスキーに求めていたものは、パウダーでの浮力とロングターンを描ける安定性・直進性。


初めて買ったFischerのBig Stixは太く柔らかく小回りも効くものでした。ただ、硬い斜面では全く駄目で、柔らかいが故にロングターンをしたくても深雪の中でのターンは小さくなってしまいがちでした。いろいろなシチュエーションのバックカントリーを滑ることが増えていく中で、もう少しカバー範囲の広い板が欲しくなり、4シーズン後にネットで売却しました。
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次の板は、ゲレンデも含めて全ての状況でファットスキー1本で滑ることを目指し、Sugar Daddyを買いました。この頃にはGSスキーを引っぱり出すことが滅多に無い状況だったので、いっそファットスキーのみに絞ろうとしたのでした。当時のファットのなかで比較的硬い板であったのと、サイドカーブが大きくロングターンをし易そうなこと、センターが太過ぎずいろいろなシチュエーションで使い易いだろうこと、からSugar Daddyにしました。木目調のデザインも気に入ったので。

実際、この板の履き始め2シーズンは、GS板は一度も履きませんでした。友人とゲレンデで滑るにも全く問題無かったぐらいで。ただ、アイスバーンではやはり限界が低く、硬いと思っていたのに、、と思わざるを得なかったですが、アイスバーンを滑ることも少なく、気にしていませんでした。ところが、昔競技をやっていた時の友人と久々に滑った時に、彼の最新SL板のキレを見て、やはりゲレンデでのファットスキーの限界を再認識し、その後はハードパック程度でもゲレンデではGSスキー(その後選手用SL板に変更)を履くようにしました。カービングはやはり競技用板が格段に楽しいです。
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Sugar Daddyは長く愛用し、まだ保持していますが、6シーズン使ってサブに格下げしました(今シーズン)。バックカントリーがツリーランメインの時には、sugar daddyが最高でした。しかし、より山奥に入ることも多くなり、Steep Deepなオープンバーンで美味しいパウダーに当たることも多くなってくると、このより過酷な状況でも思いっきり楽しめる板の必要性を感じていたのです。

となると、もう少し強度があり、ゲレンデのことを忘れればもっと太く、もっと真っ直ぐなもの、というカテゴリーを求めて2シーズンぐらい探し求めていました。Kastle BMXは、海外の雑誌やフランスのスキーショップで見かけて、これ良い、と思っていたのですが、ゲレンデ用の板の更新(選手用SL取得)やスキーウェアの買い替えも必要になり、予算の関係からスルーしてました。

同じくしてロッカーブームがきて、それとの折り合いも付ける必要が出てきました。
この頃色々な形のスキーが出て来て(極め付けはK2 Pontoonか)、横目で見ていたものの、正直キャンバーの方が良いだろ、と思い手を出しませんでした。しかし探している間に殆どのファットがロッカーとなり、仕方なく野沢のcompassに試乗しに行きました。(http://ameblo.jp/m-toshi2/entry-11135619729.html) 
こう書きましたが、実際はフルロッカーの乗り味はショートスキーのようで、あまり好きではなかったです。その中、信頼しているガイドさんが、Volkl Gotamaを勧めてきました。ロッカーも軽度で、板は硬め、太さも程良い。これだ、来シーズン頭に買う、そう決めてオフシーズンを過ごしました。しかし、やはりBMXが思い出され、日本の雑誌には無いBMXの評価を求め、海外のネットを漁り、gotamaとの比較を試みました。結果、より硬い、ということでBMXに決めました。ちょうどWhistlerに行くことにもなり、そこには売っているショップもあり、めでたくBMXにたどり着きました。(この硬さで気持ち良く飛ばせることから、先日の靱帯断裂になってしまったのですが、、、、)

こちら日本の店舗では現状販売されておらず、日本のネットではめちゃくちゃ高いですが、海外のスキーショップからネット販売で取り寄せると、リーズナブルに買えます。例えば、カナダのFanatykとかフランスのSneilとかです。Kastle直では売っていません。