臨床心理士Mです。


JWへの個人的な疑問、

今日は

「自分たちの考え方や解釈が正しい」と言い切れるの?


という点です。



はなまる



突然ですが、ウチはジェイコムに入っています。


「ナショナルジオグラフィックch」や「ヒストリーch」では
キリスト教関連の番組を結構頻繁に放送されます。



例えば・・・


キリスト教の誕生と使徒



とか、



聖書の『掟』で知るキリスト教の世界

聖書の掟で知るキリスト教の世界

など、
非常に興味深い番組もあり、
今、録画したものを観始めています。



どの番組でも、
神学者や宗教学の教授など、
宗教に関するスペシャリストが
それぞれの立場で述べています。



それぞれの立場で・・・なので、
微妙に違う話も出てきています。



聖書には「いまだ大きな問題」とされているテーマもあるし
わかりきっていないことも多くある・・・と、
改めて認識しました。



で、思うのが・・・



これだけ、何十年もスペシャリストたちが
顔を突き合わせて調べ考えても
結論の出ないテーマを、



なぜJWの人たちは
「自分たちの解釈や考え方が唯一正しい」
と言えるのか?
・・・という点です。



番組を観て思ったのが、
聖書は、
これまで多くの人の手によって
解読され翻訳されています。


ということは、
確実に、
解読者や翻訳家の主観が入っています。



そして、
聖書自体も、
神が書いたわけではありません。



ここ、当たり前のことですけど
すごく大事なことのように思います。



聖書はすべて、
人間が書いたものです。



預言者だろうが有名な使徒だろうが、
ただの人間です。



人間の不確かさ、不完全さについては
JWの皆さんのほうが詳しいと思います。




だから、
聖書に関して
「確実に○○だ」
と言えることは何もないと思うんです。




どれだけ基本的なことであっても、
聖書すら、鵜呑みにしてはいけないと
気づかされました。




「神は実際に存在するのです」
「聖書は神の精霊によって書かれました」
などと言い切るのは、危険なように思います。



「神は実際にいるかもしれない」
「聖書は神の精霊によって書かれたかもしれない」
というのが正しいのではないかと思います。




JWの人たちは、
より極論に近いことを
言い切っています。




「輸血は神によって禁止されている」
「世の人とまじわってはいけない」
・・・そう言ったのは、誰でしょうか。




聖書には、
似たようなことは書いてあるかもしれません。
「そう解釈しようと思えばそう解釈できないこともない」かもしれません。



でも、


「輸血は神によって禁止されている」
「世の人とまじわってはいけない」
・・・そのように言ったのはJWの人たちです。






聖書に明記されていないことを「神の言ったこと」と言い切るのはなぜか。
聖書にハッキリ書いてないことを必死に守ろうとするのはなぜか。
JWの解釈を疑いなく信じるのはなぜか。



・・・これらのこと、
真剣に考えていくのは
JWを信じる以上に大切なことだと思います。




「JWを信じる以上に大切です」とは言い切りません!
個々人で考え、結論を出すことですから。




以上、
『「自分たちの考え方や解釈が正しい」と言い切れますか?』
でした!



今気づきましたが、
なんか、タイトルの付け方が
JWの冊子っぽい・・・?Σ(・ω・ノ)ノ!



いやん(/ω\)気をつけます





ナショジオやヒストリーチャンネルの番組については、
また後日感想をUPしたいと思っています^^





【引用・参考サイト】
キリスト教の誕生と使徒(ナショナルジオグラフィックch)
聖書の『掟』で知るキリスト教の世界(ヒストリーch)

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