次に読んだのは正史三国志
前回の小説で三国志の流れはつかめたものの、
やっぱり創作の出来事と実際の出来事の区別はしておきたい!
となり和訳版を全巻入手。



まぁ順番通り魏書の武帝記から読み始める。
あれだな、裴松之注と日本語訳の方の補足と
2種類の注釈を理解するのにちょっと手こずるな笑

その後は無双武将化している人物と
北方版で気になった人物を中心に読み進めていく。


読んでいる時に「おーそうなのか!」って思ったことは
あったけど、なにせ量が多いこともあり
当時の感想を1つひとつ覚えていないのが悔やまれる😂
記事書くのが遅かったな…


郭嘉は酒と女好きっていうイメージあったけど、
例の陳羣による間接的な記述だけで
あとはもう忠誠心エピソードが目白押しで
「あれ普通にいい人じゃね?」ってなった
死後のそそ様の落ち込み具合も予想以上でガーン
(裴松之注のもあるから信憑性はいまいちなものもあるけど…)
私がこの主従関係好きになったのはここか?もっと前か?
どーでもいいか…


陸遜の死因は元から知っていて
これまでのゲーム中も
「あーそんなことしたら憤死するから!」
なんてネタにしたことあったんだけど
もうこれ読んだら辛い…ネタにできなくなりましたね😭
それどころか丸一日ショックから立ち直れなかったわ👼
(後にこのことをリクソン・ショックと呼ぶようになる)

誠実で空気を読んだり人のために涙できる人だけど、
対外においては一転して相手を騙すし
占領先の住人は待遇良くしておけば問題ないと
考えていそうなところがあるよなーって思った
なるほどこりゃ腹黒いと言われますわ…笑


正史読む前から、無双で特に好きなこの2人も
史実では特にトップではないなと思いつつも

やっぱり今振り返ってみると
当時の感想を思い出せるのはこの2人なんだな😅


正史は紀伝体(正式には違うんだよね)で書かれているから
時系列が掴みにくいんだけど
先に小説読んでいたおかげで理解しやすかったかなニコ


巻末のコラム?も載っていたけどこれもおもしろい
普通の文ってこんなに読みやすかったんだ

この正史ができるまでのいきさつや
それを書かされた陳寿の静かな抵抗とか
女性が殆ど歴史に名を残せない時代での烈女ヤベーなとか
こちらもためになりました

読み始める前は「歴史の答え合わせ~」なんて思ったけど
勝者の歴史というか魏(西晋)に不利なことは書けなかったから

正史も鵜呑みにしてはいけないのだなと知る。

って言うけど魏公就任の大量の推薦文が削られているとか
どっかで見たキョロキョロ魏も悪い方向に操作させられているじゃん!

…まぁこれ↑も「どっかってどこだよ!」って話で
伝聞なんてこんな感じでアテにならないよね
三国志に限らず昔の時代の書物なんて
改竄・話盛りは普通にあって
隠された真実はたくさんあるんだなーと
改めて思いましたショボーン

だからこそそれを想像するのが
歴史の面白さっていうやつかな!
(個人的には真相を知りたい方だけどw)