2月8日 ヒンズー今日のお祭り「タイプーサム」。
この日は、満月の日を選んで開催されるそうな。
ヒンズーの神様に感謝と信仰の気持ちを示すため修行者が身体に針などを刺して街を歩く。
インド本国では、禁止になったこの祭りが、ここシンガポールとマレーシアのみで開催されているらしい。
この重さで、ずっと歩くので、針を刺した部分はだんだん血がにじんできたりする。
男性だけでなく女性の修行者も。
顔や舌に針を刺したり、おそなえの壷を頭にかついだり。
けっして到着地点まで、その姿勢を変えてはいけないのだそうな。
見ているだけで、鳥肌のたつような緊張感。
修行。
真剣な表情。
わたしの目の前でおこっていることなのに、まるでテレビで見ているようなかんじ。
今まで体験したこともない、うまく言いあらわせない感情。
そんなものが湧いてきた。
なんていえばいいんだろう。
「衝撃的」・・・・
「神秘的」・・・・
ちょっと違うんだけどうまく言えない。
とにかくショッキングだった。悪い意味じゃなくて。
こんな気持ちになる自分がいたことを発見できた日だった。