ずっと悩んでいた森山直太朗さんの「822」というアルバムをiTunesでダウンロードをしました。

私自身、彼の歌声に魅了されて、趣味で歌わせていただいておりますが、またファンの末席の最後尾にちょこんと立たせていただいていますが、ずっとこのアルバムをダウンロードできませんでした。

たいした理由ではないんです。

ただ、仕事ばかりで、歌を歌う時間がほとんどない中、曲を聴いてしまったら歌いたくなってしまう。

いろんなことが疎かになるのが怖いんです。

 

だからダウンロードできなかった。

 

ちょうど昨日の夕方から「記憶」(中井貴一さん主演)のドラマがフジテレビで始まりました。バックで流れていた直太朗さんの曲は、このアルバムのメインの曲なんだと思います。何となくの意味しかわかりませんが、耳に残るフレーズやメロディ。

 

今日ダウンロードしました。

 

「人間の森」、やっぱりいい曲だなぁ。

どなたかが亡くなったときに人生を回顧し、またこの先の未来を想う曲だと解釈をしました。

 

ダウンロードして、いい曲だなぁと聴きながら自宅に帰ったら、

従姉妹から叔母亡くなったという連絡をもらいました。

あぁ、なんていうタイミングなんだろう。

思い出そうとしても、可愛がっていた妹(母)の息子に対する笑顔しか浮かびません。

波瀾万丈の人生を生きた叔母の笑顔がもう見れないと思ったら、身体の力が抜けていきました。

 

「人間の森」がもたらしたもの。

叔母が私も含めて母を愛してくれていただろうことを、考える夜になったことだろうか。

 

勝手な思い込みで敬遠していた映画がある。

「君の膵臓をたべたい」

先日テレビで放送していたものをビデオで撮っておいていま観れたのだ。
細かい部分は避ける。
自分の考えから「えー」という描写もあった。

ネタバレになってしまうかもなので、これから先はご用心です。










涙を流したポイント。







①咲良が「死ぬよ」と言ったところ。
②春樹が注射器を見つけてしまったところ。
③春樹がスイパラで咲良のことをドキドキしながら待っているところ。
④春樹が自室で本を流し読みしているところ。

大変泣いたところ
①咲良のお母さんに共病日記のことを切り出して「あなただったのね」と言われたところ。
②春樹が堪えきれず「お門違いなのはわかっているんですが、、、もう泣いてもいいですか」と号泣するところ。









久しぶりに泣きました。
前回は何を見て泣いたのだろう。
「いぬやしき(アニメ)」だったかな。

「泣く」という行為は大変エネルギーを使います。
こういう映画を見て泣いた後は心にぽっかり穴が空いたようになり、しばらくボーっとします。
失恋のそれとは違って立ち直りは早い。
そして自分も誰かに心に響くナニカを残したいと思う。
でも、結局何も残せなかったりする。

何か残そうと詩を残しているけど、ただの自己満足。
果たして自分は世の中の何かの役に立っているのか。

誰かの心に何かを残したい、そう思いながら少し休もうと思います。

忙しい日々に背中を押され、家に帰っては寝るだけの毎日。

楽しかった日々は笑顔を交わせたあの日のこと。

いらいらしたのは「だったら預けなきゃいいのに」と思ったり

「じゃあ外に出なきゃいいのに」って思った日のこと。

そんなことしか思いつかない。

だからといって、まとまった休みをもらっても、

何もすることがない。

そんなことを考えたけど、もう仕事の前日だったりする。

この気持ち、どう表現したらいいんだろう

 

とても哀しくて、胸の奥がキュってなる

 

今日ボクは何か大切なものをなくしてしまって

 

でもそれが何なのかはわからなくて

 

目を閉じると、遠くのほうで誰かが呼んでる

 

近づこうとすると、それは一人じゃないってわかった

 

「待ってよ」って叫ぶといつも目がさめる

 

ねぇキミたちはだれなの?

 

すれ違う毎日の中でジブンを少しずつ擦り減らしてる

 

こんなことを味わうのなら大人になんかなりたくなかった

 

身体だけが成長して、心が置き去りで

 

空をのぞいたら茜色をしていて

 

 

 

好きだ好きだって男の子の声

 

伝え過ぎの想いは、いつか自分をダメにするんだよ

 

あの時誰かアドバイスしてくれればよかった

 

いつだって誰かのせいで、いつだってボクのせいなのに

 

やっと追いついた二人の影にボクは言えたんだ

 

ありがとうって手をつなぎ歩き出した

 

さよなら、さようならと手を振った

 

あの時のボクに、、、

出会ったのは紅葉の色づく前のこと

年齢の割に大人っぽい容姿

少し寂しそうな笑い方に

ちょっと引き込まれたっけ

もしも年齢が近かったら

好きになってたかもしれないけど

さすがにないかって笑ったね

キミを知らずに傷つけていたこと

どうやって伝えればいいのかな

今になって失ったことの重大さに

気がつくなんて大人失格だなって

桜が散った頃に気がついた

ごめんねって伝えることが

こんなにも苦しいなんて知らなかった