ム・ミーンの聞いた事のない童謡
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逃げて行く「時」

何かを始めよう。








逃げて行く「時」から置き去りにならないように。







そしたら君はこう言った。






「時の流れの中で、例えば時計の針が刻む、その最も早い瞬間を生きようとする事はできないよ。」







なぜ?







「簡単な話さ。例えば陸と陸を繋ぐ橋があるとするでしょ。時間をかけて出来上がって初めて渡る事ができる。これと同じさ。要するに『時』の流れ、正確な時計の針が刻む『今』という時を生きることはできてないんだよ。言うなら限りなく近い『今』を生きているのさ、私たちは。」





言われれば。





「でもいいと思う、それで。何かをしたいと思ったら、その瞬間から始めないと時は君を更に置き去りにしていくよ。」





わかりました。






「最後に勘違いしやすいんだが、未来ってのはあくまで人間の『空想』や『妄想』だけの世界でしかない。しかし、君が『今』という時から変わろうと思い、行動に移せば、少なくとも定められていた『未来』に干渉はできるよ。回りくどい言い方をしたけど、要は迷ったときに立ち止まるか、それでも進み続けるか。」






ありがとう。







そんな提言を高校生から言われた今日この頃です。










頑張ろう。

雑草

僕は綺麗に咲いた花は嫌いだ



興味もないし、欲しいとも思わない



それよりは、踏まれても、踏まれても、それでも大地に強く根をはる



雑草がいいね



綺麗な花ってさ



自分が綺麗って思ってそうだしさ



「私は高嶺の花なの」ってさ



それに比べて雑草はさ



なんか自分の凄さをわかっていない所がいいんだよね



ただひたすらに大地に根を張り巡らせてさ



ただひたすらに重力に逆らい天を目指してさ



雨にも耐え
暑さに耐え
風にも耐え
人に踏まれても
車に踏まれても



でも奴等は負けないじゃん



たぶん抜かれると命が終わるってわかってるんだと思う



それでも奴等は生きる事に貪欲で、なんか花火のように一瞬だけは綺麗で、でもその一瞬のために生きてるみたいに、儚く見える時があるから




だから僕は雑草がいいんだよ



あんな風に彼等を突き動かしている「何か」わからないものが



僕は欲しく欲しく欲しくてたまらないのさ。