ドラムとエンジニア
【ドラムとエンジニア】キックカバーを初めて外される普段はジャズなドラム。ロックのドラムはだいたい穴が空いてその中の音も録ることも多い。
普段みんなが聞いてるドラムの音はエンジニアの創意工夫の積み重ねで進化を遂げてきた。
①ドラムの生の音
↓
②マイクやポジションを選んで録音(すでにこれはドラムの音ではなくてドラムを録音した音)
↓
③多い時は10本以上のマイクの音をミックス処理する
みんなが聞いてるのは③の音で、哲学的に言うと、笑、もはやドラムの音ではないわけです。
経験の多いドラマーはどんなスタジオでも事後の処理も考えて最善の音を作ってくる。こういう音で録れるなら少し弱く叩こうとか自分をコントロールしてくる。
結果オーライなのが録音。
ビギナードラマーのみなさん、③の音を聞いて①の音を作ろうとしないように。
絶対同じにならないから何度やっても面白いんです。