僕と音楽
僕の思う音楽は思想、ライフスタイル、考え方、息の仕方。空気を揺るがす音以上のものだ。時にそれは宗教になり、それは思いを伝える唯一の手段だったりする。僕は、楽器や歌が上手くて何も伝わってこない人も知っているし、歌が上手くなくても伝わってくる人も知っている。それはその人が根本に持つ思いの質量だと思っている。テクニックと無関係に存在するそれがテクニックを通じてより心地よく心に響く。両方持っている人をスーパースターと呼びたい。思いはその人が経験した人生、テクニックはその人が伝えたいと思う熱量から生まれる。両方に真摯でいることは難しいけど、そうありたい。