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今週金曜日のArk Hills Cafeでライブですが、翌週に控えた録音メンバーで全曲新曲でやり

今週金曜日のArk Hills Cafeでライブですが、翌週に控えた録音メンバーで全曲新曲でやります。今回、入場無料でライブの値段はみなさん各々決めてください(Call it yourself)というスタイルでやるのも、夜明け前を披露するということ、またこれまでの僕のどれとも違う音楽をやるので、とりあえず楽しめるか試しに来てみてというスタイルでやるのが、音楽家としても心が落ち着くし良いかなと思っています。

今回の録音メンバーですが、ドラムは服部正嗣。今回、ジャズマン集めて、いわゆるジャズやってもしょうがいないでしょというコンセプトで作るので、そこを理解してくれるビートミュージックとも垣根がないドラマー。音楽に芯を作ってくれます。そしてピアニストは堀秀彰。プレイの素晴らしさは僕が言うのもおこがましいですが、そのアイデアの早さもすごい。10数枚のアルバムを出しているだけあってプロデューサースキルも半端じゃないです。そして状況を理解した上で常に音楽に”熱”をもたせてくれるベーシスト中林薫平。とにかく少ない音で”静かなる情熱”をテーマに作る本作。テクニックはもちろんですが、静かに弾いても熱を帯びるそのプレイはこの録音で重要な要素の一つ。そして若きトランペッター佐瀬悠輔。正直こんな音を出す人に会ったことことがない。このレコーディングを決意したのも佐瀬悠輔に出会ったことも大きい。音はフレッシュなんだけど、そのメンタルは、いつも横で聞いていて、関心してしまいます。そしてバリトン、テナーサックスは小笠原涼。ハーモニーのサウンドのさせ方、ソロにもかなりのセンスを感じる若手。この録音でどんな方向性をみせてくれるか本当に楽しみです。

今回は僕が作りすぎずに、直感にたよってやる。多少うまくいってない時間があってもそれも魅力のうち。というコンセプトなのですが、やはり録音前になるとあれこれアイデアがとまらず詰め込みがち。

残りの時間は演奏家がやりやすいように環境をつくることに時間をかけたいと思います。