ジョージ・マイケルのFaithを聞き直して
ジョージ・マイケルのFaithを、ほぼ30年ぶりに聞きました。僕が買った洋楽アルバムの最初の3枚に入るだろうアルバム。当時カセットで買って擦切れるほど聞きました。今聴いても素晴らしいアルバムでした。
音楽的にも色々影響を受けているけど、ミックスに関してもやはり影響を受けているんだなと実感しました。(リマスタリングには一瞬戸惑ったけど)。ポップスであってもグルーヴが大事。ドラムが気持ち良い!決して後ろにいかない。当たり前のことを当たり前にやっていんだけどグルーヴが出ている。
アレンジに無駄な音がないからミックスもそれぞれの楽器が大きくなる。迫力ありますね。迫力を出そうとして、たくさん音を入れてしまうのは0デシという箱の中でそれぞれの音を小さくしているだけなんですね。とにかく当たり前のことを当たり前にやっているだけなんだけどね。
もちろん、それはプロデューサーやアレンジャーの力量もあるんだけど、シンガーがサウンドに理解がないと良いアルバムにはならないんです。やはり彼自身が持っている音楽性なんだと改めて思いました。
僕はそれ以降、ジャズやブルースに傾倒してジョージ・マイケルの音楽とは疎遠になってしまうのですが、彼の音楽は僕に大きな影響を与えてくれました。
しばらく懐かしものを聞き直してみよう。
安らかに。
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