当たり前のことだけど

ここに来てアルバム制作もピッチが上がって来ました。

制作に２年近くかかっているのですが、色々試し切ってやっと方向性が見えて来た。

こうなると何をどうすれば良いかわかるので、どんどん動いていきます。

正直、時間をかけて作るって周りの理解も必要なんです。

僕はとても良い人に囲まれているなぁとよく思います。


今回はロンドンのミュージシャン、そして日本のミュージシャンたちと何の制約もなく、

商業的な事情やシーンの動向に左右されず作ってみようという試み。

制作を始めた当初、ニックと話したのは『時間や事情を気にしてまぁまぁの出来のものを10枚だすより、これだというものを1枚出そう』ということ。

一緒にやりたい人が忙しければ待つし、試してだめならやり直す。

モノ作りとしては、原点に返れば当たり前のことなんだけどなかなかそうもいかない忙しい世の中。

今日はロンドンでの録音用のデータを作る、歌詞を書いてもらうお願いのメールを書くだけで一日かかってしまった。

ひとつひとつの場面にできるだけのことをやって、頼んだ人を信じて、楽しみに待つ。

これまでにない面白いものが出来上がっています。