人生の尺度
多くのクラブミュージックのクリエーターが誰のかわからない良いスタジオで写真をとってインタビュー写真にしていた十数年前。古い木造家屋で畳の上に座って制作する、つまりはスタジオとはいえないような、言葉を選ばず言うと貧乏くさい"制作場所"を披露していたクリエーターがいた。
僕は彼の音楽は数えるほどしかもっていないけど、なんだか迫力と奥行きのあるその音楽に惹かれて聞いていた。当時はデトロイトとかシカゴとかニューヨークとかよく区別もわからずダンスミュージックを聞いていたけど、その日本人が作る音が世界で評価されていることも知っていた。
僕は作り手は清貧であるべしという考えも好きではないし、かといって意固地になってアングラな貧乏生活に拘っている作り手も好きではないし、もちろんお金のためだけに音楽をやっている人もあまり好きでない。
でも自分にとって幸せが何かを考えた時にクリエイティブな生活ができれば生活環境が気にならない人もいる。作っていれば贅沢はできないけど楽しい生活ができる。だって作ることが楽しいから。
そういう生き方がもっと認められても、もっというと賞賛されても良いのだと思う。
だって、彼らの作る新しいものが、さらに新しいものを生んでいるわけだから。みんなが楽しんで聞いているポップスだってそういう革新を求めて音楽を作る人が作り出したサウンドから影響を受けて新陳代謝しているんです。
イギリス人の友人が面白いことを言ってました。
あいつにはリッチヒッピーになってほしい。
それは自分が素敵だと思う音楽だけを贅沢もせずに続けている親友に対して言った一言。
そう、好きなことを貫いた上でリッチになれたらいいよね。
でも音楽が作れてさえいれば幸せな人にそれほどたくさんのお金はいらないのかもしれない。
話はそれたけど、その生き方を飾らず表に出していった生き方もカッコいいなぁと思います。
やすらかに。
僕は彼の音楽は数えるほどしかもっていないけど、なんだか迫力と奥行きのあるその音楽に惹かれて聞いていた。当時はデトロイトとかシカゴとかニューヨークとかよく区別もわからずダンスミュージックを聞いていたけど、その日本人が作る音が世界で評価されていることも知っていた。
僕は作り手は清貧であるべしという考えも好きではないし、かといって意固地になってアングラな貧乏生活に拘っている作り手も好きではないし、もちろんお金のためだけに音楽をやっている人もあまり好きでない。
でも自分にとって幸せが何かを考えた時にクリエイティブな生活ができれば生活環境が気にならない人もいる。作っていれば贅沢はできないけど楽しい生活ができる。だって作ることが楽しいから。
そういう生き方がもっと認められても、もっというと賞賛されても良いのだと思う。
だって、彼らの作る新しいものが、さらに新しいものを生んでいるわけだから。みんなが楽しんで聞いているポップスだってそういう革新を求めて音楽を作る人が作り出したサウンドから影響を受けて新陳代謝しているんです。
イギリス人の友人が面白いことを言ってました。
あいつにはリッチヒッピーになってほしい。
それは自分が素敵だと思う音楽だけを贅沢もせずに続けている親友に対して言った一言。
そう、好きなことを貫いた上でリッチになれたらいいよね。
でも音楽が作れてさえいれば幸せな人にそれほどたくさんのお金はいらないのかもしれない。
話はそれたけど、その生き方を飾らず表に出していった生き方もカッコいいなぁと思います。
やすらかに。