コミュニケーションが呼ぶクリエイティビティー | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

コミュニケーションが呼ぶクリエイティビティー

今日は久しぶりに会う音楽仲間と色々楽しい話ができました。

コミュニケーションとかクリエイティビティーとか書くと難しそうだけど、簡単に言うと、お互いを知っている人だと話は早いよねという話です。

僕ら音楽を作る人がいて、それをCDとかレコードとかにするために、ミックスエンジニアという人がいます。基本的には、録音した楽器の音量のバランスをとるというのが基本的な作業なんですが、そんな単純ではなく、スピーカーの右や左に音を割り振り、色々な処理を加えて音楽をまとめる仕事です。

エンジニアを信頼していれば、多少無理のある音色でも使いたい!と思えば使えます。相性の良い音ばかりで構成された音楽って、つまりは普通の音楽なんです。そこになにかちょっと無理してでも新しい音を入れたい!と思ったときに、エンジニアを信じていれば無理ができるんです。

それはミュージシャンにも言えて、このピアニストならこのコード進行をメロディアスにボイシングしてくれる!とかこのトランぺッターならこのフレーズを良いニュアンスで吹いてくれるとか、信頼しているからこそ投げられるボールがあるわけです。

今はインターネットも発達しているし、会わずに色々できる時代になりました。それは良いこともたさんあるけど、信頼したミュージシャンやエンジニアがいないと無理もできない。もちろん自己完結でとてつもなくユニークな音楽を作り出している人もたくさんいるので、色々な意見はあるだろうけど、僕の音楽には人が必要だし、また一人で作るより僕の場合は無理ができるんです。

最近、機材の進歩で、自宅で音楽プロダクションをひとりで完成させられる時代になったけど、ポップスだってなんだって、えっこんな音大丈夫?でも楽しい!とか、変な音。。。。でもかっこいい!というチャレンジを繰り返して発達してきたわけです。そこには新しいもの好きなクレイジーなプロデューサーやミュージシャンがいて、それをなんとか箱の中におさめてきたエンジニアの力が大きいわけです。

コミュニケーションが信頼を呼び、クリエイティビティーが刺激され、面白いものが出来る。なるべくそんな現場にして行きたいと思っています。それはもしかすると他の仕事でも同じなのかも。

ということで、今週はやたらに人に会って話を聞いています。これって重要ですね。


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In Motion - Lounge Issue -




M-Swiftこと松下昇平のパーティー"In Motion"がラウンジスタイルで1年半ぶりの開催!テーマは"偶然"。その"偶然"をさりげなくグッドミュージックで演出します。BPM110以下のJazzyで大人なダンスミュージック。夜7時からのパーティーとなります。ご期待ください。



DJ's : M-Swift
Selector-Tatsuru
Takahiro Sakano (IRMA records)
Kylie
DJ hiro no.165
ONDY

恵比寿MOTEL
2015年6月5日(金)Start:19:00~24:00 ENTRANCE : FREE
HP: http://motel-jp.com/
東京都渋谷区恵比寿南1-14-15 B1

恵比寿のDining & Bar ''Motel''にて入場料¥­0の半年会?を開催します。今年上半期の労をねぎらいつつ、グッドミュージックを聞きながら近づく夏にむけて英気を養いましょう。※お店では食事、ドリンクは販売しております。