ジョージ・デュークを改めてすごいなあと
ジョージ・デュークを改めてすごいなあと思ったこのアルバム。Flora Purim、ブラジリアンフージョンを代表するシンガー、ご存知アイアートの奥さんの79年のアルバムです。

このアルバムが曲的に特別オススメというわけでは全くないんですが、時代にフィットしようとする身軽さと、それまでの蓄積にとらわれない自由な感覚がすごいなあと。
それまで彼らはかなりスピリチュアルな音楽をやっていたわけですが、ここではその雰囲気を残しつつ80年代へつながっていくAORサウンドを聞かせています。2曲目の『From the lonery afternoon』はそれまで彼らが作り上げてきたブラジリアンフュージョンの雰囲気を残しつつ、当時流行のサウンドにフィットさせています。
それまでなら演奏の成り行き上、自然発生的に出てくるドラムのフレーズ、キメを逆手にとって、アレンジに取り入れています。うまく言えないけど、偶然起こるものを必然的に起こるようにしているわけで、つまりはユーモアなんです。演奏家も楽しみながらやっている感じがします。
70年代後半から80年代初頭の音楽は過渡期という言葉がぴったりで、その雰囲気の中で僕はマリーナ・ショウの『Who is this bitch, anyway』も生まれた作品だと思います。
映画音楽も面白くて、それまでの重厚なストリングスアレンジでシーンを盛り上げたと思ったら、急に80年的なのシンセやデジタルのエレピサウンドがまだまだ拙い録音方法で急に現れたりと、試行錯誤がわかるものが多い。いつの時代にいるかわからなくなる、頭が混乱する感じが面白い。
えーと、長くなりましたが、とどのつまりはチャレンジする気持ち、楽しむ気持ちを忘れない大御所たちの作品に励まされました今日でした!

このアルバムが曲的に特別オススメというわけでは全くないんですが、時代にフィットしようとする身軽さと、それまでの蓄積にとらわれない自由な感覚がすごいなあと。
それまで彼らはかなりスピリチュアルな音楽をやっていたわけですが、ここではその雰囲気を残しつつ80年代へつながっていくAORサウンドを聞かせています。2曲目の『From the lonery afternoon』はそれまで彼らが作り上げてきたブラジリアンフュージョンの雰囲気を残しつつ、当時流行のサウンドにフィットさせています。
それまでなら演奏の成り行き上、自然発生的に出てくるドラムのフレーズ、キメを逆手にとって、アレンジに取り入れています。うまく言えないけど、偶然起こるものを必然的に起こるようにしているわけで、つまりはユーモアなんです。演奏家も楽しみながらやっている感じがします。
70年代後半から80年代初頭の音楽は過渡期という言葉がぴったりで、その雰囲気の中で僕はマリーナ・ショウの『Who is this bitch, anyway』も生まれた作品だと思います。
映画音楽も面白くて、それまでの重厚なストリングスアレンジでシーンを盛り上げたと思ったら、急に80年的なのシンセやデジタルのエレピサウンドがまだまだ拙い録音方法で急に現れたりと、試行錯誤がわかるものが多い。いつの時代にいるかわからなくなる、頭が混乱する感じが面白い。
えーと、長くなりましたが、とどのつまりはチャレンジする気持ち、楽しむ気持ちを忘れない大御所たちの作品に励まされました今日でした!