39歳児

そんなわけで、39歳になりました。

39歳って、僕の中では自分と比べてみて、もっと大人なイメージ。

行きつけのバーがひとつふたつあるとか。

ひとりで居酒屋で飲めるとか。

革靴をはいているとか。

葉巻を吸っているとか。

一本の電話で数億円の取引をまとめているとか。

しっかり人生設計ができているとか。


えー、僕はすべてに当てはまってません。。。

まず、あまりバーには行かないし、ましてひとりで店に入るのも嫌。

革靴は冠婚葬祭のみ。

去年タバコをやめて以来、いっさい煙の出るものは吸ってない。

一本の電話で、数千円のピザを頼むのが精一杯。

ましてこの職業。明日のこともわからない。


と、ここまで書いて気づいたのですが、毎年毎年、自分のその年齢に対するイメージと、自分とのギャップを感じている。

名付けて高校球児シンドローム。

20代前半の頃特に、高校球児より自分のほうが年上のことに違和感を感じた人も多いはず。

さて、『20代は修業、30代は実績、40代でもっと自由にいろいろできるようになる』というある方のアドバイスを信じて生きてきましたが、さぁ大台までの1年、どう過ごすか。

北杜夫のエッセイに、40歳になったときにショックをうけないように、39歳の時から自分を40歳だと思い込むようにするとありました。

なるほど。

40代への免疫をつけつつ、悔いのない30代の締め括りにします。



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