理想の女性の口説き方 | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

理想の女性の口説き方

ちょっと昔のドラマでよく見た場面。


A夫さんのの部屋で。

「B子さんはお酒は?良いスコッチがあるんですが。」

「では薄めの水割りをいただこうかしら。」

A夫は水割りを差し出し、自分にはロックを作った。

「じゃあレコードでも聞こうか。最近ハマっているのがあって。」

とレコードを取り出し、針を落とす。

しばし会話が続く。

「良い音楽ね。私こういう音楽に詳しくないんだけど、誰の曲?」

「これは△△の曲で××っていうんだよ」

「へえ知らなかった。詳しいのね」

B子の目が羨望のまなざしに変わった。


さてさて、こう上手くいくかはわかりませんが、

こんな時、どんな曲をかけるかが非常に重要。

男は生まれながらにして、女性を口説くためには、少なくても一度はDJ(選曲家)にならなければいけない宿命があるんです。


女性が部屋に来て、最初の曲が

She / エルビス・コステロ

だと、いきなりあなたを口説いています感が強すぎる。

ましてや

I will always love you / ホイットニー・ヒューストン

だと照れて話もできない。

じゃあマイルス・デイビスのCookin'。

いや1曲目のMy Funny Valentineがムーディーすぎるな。

ではWorkin'ぐらいにしとくか。

いやでもジャズが嫌いな彼女かもしれない。

ではラテンかな。でもそれだと楽しく飲んで終わりになるかも。

最初はラテンで、下心がないようにみせておいて徐々にムーディーになるのはどうかな。

そういえば、今オリコン一位の曲も結構好きなんだけど、ミーハーだと品性を疑われるかも。

では、やはりラテン&ムーディー作戦にしよう。

などなど男はいろいろ考えるわけです。


ここでは、

良い音楽を知っている=カッコいい。

という図式が成り立つ。

泥棒と娼婦が人類誕生後、一番最初にできた仕事なら、

録音芸術誕生後、選曲家って職業も同じように自然発生したんじゃないかな。


ただ、このシチュエーション、僕の中では、

男女を逆にすると全く成り立たない。

さらに、勝手なことに、極めてギャル男的な会話に聞こえてくる。


女性の部屋で

女: 「何か飲む?」

男: 「なにか甘いお酒で。ねえこの音楽何?」

女: 「△△よ」

男: 「へえ超カッコいいじゃん。コピーしてよ。」


まあ最後の「コピーしてよ」は冗談として、話し方じゃんと思うかもしれないけど、

僕の中では、しっかり「男の音楽」ってのがあって、

そこに女性が興味をもってくれるというのが、理想な形なわけです。


ちなみに

「松下さんの曲をデートで使って成功したんです!」

なんて言われると音楽家としては非常に嬉しいし、

さらに

「その時できた子がこの子です!」

なんて見せられたら、人類の反映に寄与できたという、

音楽家として以上に、人として嬉しい。


ちみみに僕の作品の中で、そんな時に良さそうなのは、

Make it on my own / Evening Sun / M-Swift
http://itunes.apple.com/jp/album/make-it-on-my-own-feat-hazel-sim/id289294530?i=289294592

H&S / Morning Light / M-Swift
http://itunes.apple.com/jp/album/h-s/id264346569?i=264346652

April - piano reprise - / 12 months / M-Swift
http://itunes.apple.com/jp/album/april-piano-reprise/id365851154?i=365851173

かな。

次のアルバムではもう少しそんな曲もいれようかな。

キャッチコピーは

「これをかければ好きな人に振り向いてもらえるアルバム」

だんだん話が怪しくなってきたのでこのへんで。