ガットギター / 川崎太一朗アルバムリリース
最近、作曲とともに、ガットギター、いわゆるクラシックギターを練習しています。
エレキに較べると、かなり弦の張りがきついので、指先が痛い。。
さらには、指の力の足りないのを姿勢で補うので、ついに腰に影響が。
情けない。
雨ばかりですが、夏に想いをはせて、今日はセルジオメンデスのアルバムを聞いています。
非常に良いガットギターが聞けます。
Equinox / Sergio Mendes & Brazil'66
これはマシュケナダでやっとヒットを出したセルジオメンデスが次にリリースした作品。
1曲目に当時の流行のシタールををうまく取り入れたり、
いろいろな意味で丁度よいアルバムです。
その時代の流行を曲に入れ込むのって、とってつけた感じになりがちで、
非常にセンスが重要な難しい作業なんですが、それが嫌みなく、さらっと出来ている。
だからこそ、プロデューサーとして、今でも生き残っているんだなあと、
先日出た新作を聞いても思いました。
そういう意味では、沢田研二の「TOKIO」も当時流行のテクノサウンドをイントロに
取り入れたのも同じこと。
今聞くと普通なんですが、当時はシンセの音が珍しかったんです。
話をもとに戻します。
そしてさらに、このアルバムの丁寧な録音には本当に驚かされます。
流行で終わらず、音楽が時代を超えるためには、完成度も重要だと改めて認識。
その両方がしっかりつまっている。
そんなアルバムです。
さて、そして今日はもうひとつアルバム紹介を。
24-CaratやM-Swiftでもおなじみのトランぺッター、川崎太一朗のソロアルバムが発売になりました。
Soilのタブ氏やミドリンも参加してのこのアルバム。
ちなみにミックスは、スタイリズムでおなじみの池田氏。
それにしても川崎氏は良い音しています。
管楽器って声と同じで、人によってみんな違うんですが、
この音色には本当に心揺さぶられます。
是非チェックしてみてください。
『Hit on the road / 川崎太一朗』
1.Impulse
2.Black
3.HIT THE ROAD
4.Flow
5.Super Car
6.KumonoUe
7.Breakdown
8.LED
9.Heartful
10.Make You Happy
川崎太一朗HP
http://members.jcom.home.ne.jp/taichirou.tp/main.html